リンベルがデジタルカタログギフトを自由に作成・共有できるECサイト「GIFT LIST」を開設
ギフト大手のリンベルは6月3日、ソーシャルギフト専用のECサイト「GIFT LIST(ギフトリスト)」を開設した。好きな商品を組み合わせてデジタルカタログギフト(ギフトリスト)を自作する、新感覚のギフトサービスを扱う。
カタログギフトの自作のほか、「好みの近い人が作成したリストを見る・評価することができる」「誰かが作成したリストをカスタマイズできる」といった機能も実装。作成した「GIFT LIST」の共有・公開することもできる。
主なターゲット層は30代半ばのユーザー。リンベルは「仕事・私生活ともに多忙な層」と捉えており、誕生日、母の日、父の日などのお祝いの場面のカジュアルギフト利用を狙う。
「ギフトを選ぶ時間がない」「センスに自信がない」「何を贈ったらいいかわからない」といった悩みを持つ人のニーズにも応え、手軽なギフト利用を促進する。
「GIFT LIST」の特徴は次の通り。
- 音楽配信サービスのプレイリスト感覚で、ユーザーがオリジナルのカタログギフト(ギフトリスト)を作れる
- 幅広いジャンルから、贈る相手の趣味や好みなどに合ったアイテムを自由に選んでリストを作成可能
- 作った「GIFT LIST」はSNSやメールで贈ることができる。URLで贈るため、相手の住所を知らなくても贈呈できる
- 作成した「GIFT LIST」の公開・共有が可能
作成した「GIFT LIST」はECサイト「ギフトリスト」上で公開できる。「公開」「非公開」「限定公開」の設定ができ、公開されたギフトリストは他ユーザーが閲覧・活用することができる。
- 贈る人ともらう人だけでなく、「ギフトリスト」のユーザー同士でもつながることができる要素として、「GIFT LIST」作成時に設定できるハッシュタグ機能を備えている。「#誕生日」「#お酒大好き」などさまざまなキーワードから公開されている「GIFT LIST」を探すことが可能となっている
公式の「GIFT LIST」、レコメンド、レビューを展開
- 公開されている他のユーザーが作成した「GIFT LIST」に加え、公式の「GIFT LIST」ギフトリストから選び、そのまま贈ることもできる
- 既存の「GIFT LIST」にアイテムの追加や削除、ハッシュタグの編集をすることも可能となっている
リンベルは「GIFT LIST」のサービス提供に関し、次のようにコメントを発表している。
「GIFT LIST」は単にオリジナルのカタログギフトが作れるだけでなく、公開・共有の機能を備えたことによって、より多くの方に使っていただきやすく自由度の高いサービスになったと感じています。サービスを通じて、もっと多くの方に“ギフトを贈る”という体験をしていただき、新たなコミュニケーションが生まれるきっかけになればと思っています。(リンベル)
ecbeingグループのEC構築プラットフォーム、レビューツールなどでECサイトを開設
ecbeingが提供するEC構築プラットフォーム「ecbeing」でECサイトを構築。AIレコメンドサービス「AiReco(アイレコ)」、データマーケティングツール「SechstantCDP(ゼクスタントCDP)」を導入した。また、グループ会社が提供するレビューマーケティングプラットフォーム「ReviCo(レビコ)」も実装している。
AIレコメンドサービス「AiReco」で最適な商品を表示
AIレコメンドサービス「AiReco」の実装により、顧客の行動属性や購買履歴などからAIが各顧客に合う最適なアイテムやギフトリストをピックアップして表示。「贈る相手に喜んでもらえるギフト」を作れるよう手助けするレコメンド機能を備える。
「ReviCo」でユーザーにレビュー投稿+他者のレビュー確認を提供
ecbeinグループのReviCoが提供するレビューマーケティングプラットフォーム「ReviCo」も導入した。「GIFT LIST」を贈った側も、もらった側もレビューを投稿・確認することが可能。悩んだ時には他ユーザーのレビューを参考に選ぶこともできる。
「SechstantCDP」でデータ分析
ecbeingが提供するデータマーケティングツール「SechstantCDP」を導入。どのアイテムを選び、どのような「GIFT LIST」を作成・購入したのかなどの情報、もらった人がどのアイテムを選び、受け取ったのかなども把握し分析できる。データや分析結果は、サイト上でのアイテムピックアップや公式「GIFT LIST」の掲載などにも活用される。