EC担当者506人に聞いた「楽天市場」攻略のコツ。商品説明での構成で重視するのは「価格との比較」「商品の特長」が47%

リサーチサービスなどを提供するPRIZMAが実施した「楽天市場における商品ページ作成に関する調査」によると、商品説明での構成で重視するのは「価格との比較」「商品の特長」が47%で最多だった。
「楽天市場」における商品ページの作成について、商品タイトルや説明文、画像、レビュー、価格設定などの要素をどのように最適化し、売り上げにつなげているのかをEC担当者506人に聞き、調査・分析した。
商品ページで最も重視するのは「商品画像」
「商品ページ作成時に最も重視している要素はどれですか?」と質問したところ、「商品画像」が54.6%でトップ。次いで「商品説明文」(52.4%)「商品タイトル」(50.0%)」「レビュー(27.9%)」と続いた。
視覚的な要素である商品画像と、商品の特長をわかりやすく伝える説明文が、購入を促進する上で重要であると考えられていることが確認できた。商品タイトルについても、消費者が検索した際に一目で商品の特長を理解できるように工夫をこらす運営担当者が多い傾向にあるようだ。

タイトル作成のポイントは「魅力的なキャッチコピー」
商品タイトルを作成する際に最も重視しているポイントは、「魅力的なキャッチコピー」が50.2%で最多だった。そのほか、「特徴やメリットの明確化」(48.8%)「検索キーワードの最適化」(44.1%)「文字数制限の遵守」(26.1%)となった。
EC担当者は、消費者の関心を引くためには強いインパクトを与える表現や商品の特徴を簡潔に伝えることが重要と考えている。適切なキーワードを組み込みながら、限られたスペース内で情報を効率的に伝えることも意識していることがわかった。

商品説明文は「価格との比較」「商品の特徴」「使用方法」を重要視
商品説明文作成で重要視している要素は、「価格との比較」(47.6%)「商品の特徴(47.0%」)「使用方法」(41.5%)「SEO対策」(25.3%)となった。
商品説明文では単に商品を紹介するだけでなく、価格面でのメリットを強調することが重要視されている。PRIZMAでは「価格を比較することで、その商品が他の商品とどう違うのか、どれだけ得かを消費者に伝わりやすくなる。商品の特徴をしっかり伝え、使用方法を具体的に示すことにより、実際の利用シーンをイメージしやすくなり、購買意欲を高める効果が期待できる」とした。

商品画像の工夫は「複数角度の画像を入れる」
「商品画像作成時に最も重視しているポイント」についても聞いた。「複数角度の画像を入れて、枚数を増やす」(52.0%)がトップ。次いで「使用シーンの提案」(48.8%)「ブランドイメージに合わせたデザイン」(35.6%)「高解像度」(33.4%)と続いた。
商品の詳細がわかる多角度の画像を掲載することが重要視されている。また使用シーンを提案することにより、消費者は自分の生活にどのように取り入れられるかを想像しやすくなり、より具体的な購入意欲を引き出すことができると考える担当者が多いようだ。

レビューは「SNSや他のマーケに活用」
レビュー・評価の活用については、「レビューをSNSや他のマーケティング活動に活用」の回答が42.1%と最も多く、「ポジティブなレビューを強調」(40.5%)「レビュー返信による信頼性向上」(40.3%)「レビュー投稿キャンペーンやインセンティブを提供」(32.8%)と続いた。
レビューは単なる評価の一部として捉えられているだけでなく、マーケティング活動における重要なツールとして積極的に活用されていることがわかった。PRIZMAは「レビューをSNSやキャンペーンに取り入れることで、消費者の信頼を得るとともに商品やブランドの認知度を高める効果が期待されていることが伺える」としている。
レイアウト・デザインでは「視覚的な魅力」を重要視
商品ページのレイアウトやデザインにおいて最も重要視していることも調査。回答は「視覚的な魅力」が43.7%とトップで、次いで「ユーザー視点での使いやすさ」(39.3%)「ブランドの一貫性」(39.3%)「モバイル対応」(28.5%)が続いた。
商品ページのデザインにおいては、ブランドのイメージをしっかりと表現しつつ、消費者にとって使いやすいページを作ることが重視されている。モバイル対応の重要性も増しており、今後のデザインにおいてはこれらの要素をバランスよく取り入れることが求められる。

SEOは「メタデータやタグ活用」が最多
商品ページのSEO対策についても聞いた。「商品ページのSEO対策において実施している施策は何ですか?」と質問したところ、「メタデータやタグの活用」が45.1%で最多。「内部リンクの設置」(42.9%)「キーワードの最適化」(39.7%)「外部リンクの活用」(32.0%)と続いた。
SEO対策においては、メタデータやタグの適切な活用が特に重視されている。また、内部リンクや外部リンクの活用、キーワードの最適化も重要な施策としてああがった。運営担当者はこれらをうまく組み合わせることで、商品ページが検索エンジンでより多くのユーザーに見つけられる工夫をしている。

PRIZMAでは「楽天スーパーセールを成功させるためには、商品ページの最適化が重要。調査結果によると、魅力的な商品画像や説明文、商品タイトルの作成が購入を促進する上で重視されており、SEO対策も欠かせない。レビューや評価を活用することで消費者の信頼を得ることができ、視覚的なデザインや使いやすさも売上に影響を与える。セールに向けた商品ページの改善施策は、セール時の特別な取り組みと継続的な最適化が求められる」とまとめている。
調査概要
- 調査テーマ:楽天市場における商品ページ作成に関する調査
- 調査期間:2025年3月13日(木)~14日(金)
- 調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
- 調査人数:506人
- 調査対象:楽天ECサイトを利用している企業の運営担当者
- モニター提供元:PRIZMAリサーチ