中川 昌俊 2014/6/30 15:00

楽天は73日から、楽天市場出店者に対して今後半年間の戦略の共有し、勉強会を行う「楽天EXPO」を開催する。東京会場を皮切りに、仙台、福岡、名古屋、札幌、大阪の6会場で実施。今年の楽天EXPOのテーマは「together 絆」で人と人のつながりを重視した講演などを行う。見所などについて楽天EXPO2014事務局塩沢友孝事務局長に聞いた。

 

 

塩沢友孝事務局長

――今年の楽天EXPOのテーマは「together 絆」。具体的にどういったことを表しているのか

楽天市場では、出店店舗やユーザー、さらに地方自治体など、さまざまな主体による結び付きが、日々、無数に生まれている。そして、その結び付きが絆となることで、楽天市場は進化している。「楽天 EXPO 2014」では、参加いただく出店店舗の皆さまと、ネット通販における人と人との絆について考えたいと思い、このテーマにした。

――今回のEXPOの見所は。

今回は「together」がテーマということもあり、参加した店舗ができるだけ多くの事業者と交流できるように3点を改善した。

これまでフォーラムは前半と後半の2部制だったが、今回は前半と後半をそれぞれさらに2つの時間帯に分けた。どちらかのみ選択することで、フリータイムを増やした。

2点目は、コピーライティングやチームビルディングなど、参加店舗同士でコミュニケーションを取りながら実際に手を動かすワークショップ型の講座を充実させた。

3点目は、懇親会に「ワールド・カフェ」という形式のディスカッションプログラムを取り入れた。ネットショップ経営に関するテーマで参加店舗同士が自由に意見交換できる場を作った。

――EXPOに参加するメリットを教えて欲しい。

EXPOの場を活用して店舗と楽天が相互にコミュニケーションを図ることだ。想いを1つにすることにより、よりユーザーに楽しんでいただけるモールを作っていけるようになると考えている。また、フォーラムへの参加や店舗様同士のコミュニケーションを通し、モチベーションの向上や実践的なノウハウの習得にもつなげていただけると思う。

――どういった人が参加すると最も勉強になるか

出店したばかりで、周囲に仲間がいない店舗運営者や、社内でも孤独な店舗運営を行っている方などについては、他の店舗と横のつながりを作ることができ、今後の店舗運営においてプラスになると思う。

EXPOは多くの店舗が一堂に会する貴重な機会でもある。店舗同士のコミュニケーションを通しても、様々なビジネスのヒントを得ていただければと考えている。

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