中川 昌俊 2016/7/8 9:00

楽天は7月11日から、2016年後半の戦略共有、勉強会の場を「楽天市場」出店者に提供する「楽天市場EXPO」を開催する。2016年は大阪会場からスタートし、東京、札幌、福岡の4会場で実施。テーマとして設定した「クオリティ」に込めた意味や取り組み内容、見所などを「楽天市場EXPO2016」事務局の村田恵亮氏に直撃。

開催会場は6→4へ集約し、1会場ごとの内容を充実

――「楽天市場EXPO2016」のテーマは「クオリティ」ですが、その意味は。

「楽天市場」が現在、掲げているテーマは「クオリティ」です。消費者に対して、“安心・安全なショッピング体験とは何なのか”ということをしっかり伝えたいという想いから、「楽天市場EXPO2016」のテーマも「クオリティ」にしました。

――2015年までは名古屋、仙台を含めた6会場での開催でした。今回は4会場です。

名古屋、仙台の会場に参加していた方々を、東京や大阪の会場に来てもらうようにする狙いです。今まで出会えることができなかった店舗と知り合いになる機会を設けようと考えました。

そのために、各会場で「ベテラン店長お悩み相談室」という部屋を設置し、3~5人のベテラン店長と、10~20人の参加者が相談できる場を設けました。東京、大阪会場では3回ずつ開催します。

ほかに、も店舗同士が交流・親睦を深める場を多数用意しています。

「楽天市場EXPO2016」事務局の村田 恵亮 氏

村田 恵亮 氏

――「楽天市場EXPO2016」の見所は。

2016年は4会場で基調講演を行います。朝から1日を通して参加いただきたい。

今回は、ECを専門としていない外部の講師を多く招いています。たとえば、「電波少年」などのプロデューサーなどを務めた土屋敏夫氏は、「コンテンツ作りという点でメディアと店舗運営はすごく似通っている」というお話をします。

若者の生活アナリストとしてテレビなどに出演している原田曜平さんが、「今の若者たちの消費心理とどのような商品開発が必要か」といったお話を行います。

元楽天の役員で多くの著書を手がける尾原和啓さんと、予防医学の研究者である石川善樹氏、登山家で手の指9本の大部分を失いながら、単独・無酸素でのエベレスト登頂をめざす栗城史多氏がトークセッションを行います。楽しく仕事を続けるための秘訣などをお話します。

ECの専門家ではない人たちが、「楽天市場」の店舗さん向けにお話をするのは、こうした機会しかないので、お勧め講演です。

今回、東京会場は東京国際フォーラム、大阪会場は大阪国際会議場で開催しますので、会場自体はかなり広くなりました。そのため、1日では見て周りきれないほど多様なイベントを行います。

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