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今回は消費者白書に注目しました。特に20代男性は賃貸アパートに関するトラブルが多く、「必ずもうかる」といった詐欺にも引っかかりやすいといった結果が出ています。詐欺の手口も巧妙化していますので、現在の傾向を見ておくと、20代男性に限らず自己防衛に役立つかもしれません。ショップの皆さんはこういった悪質な業者と間違われないような努力が必要です。

仮想通貨、CtoC、終活などでトラブルが増えています

消費者白書等|消費者庁
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/white_paper/

まとめると、

  • 2017年、被害やトラブルの元になった商品やサービスに対し、消費者が支払った総額は推計約4.9兆円
  • Webを利用したデジタルコンテンツ等の相談件数が24.7万件と突出している
  • 性別・年齢層別では、男女共に60歳代の相談件数が多く、インターネット通販に関する相談が訪問販売に関する相談を上回る

2017年度は上記以外にも終活や仮想通貨に関するトラブル、20代男性に多い賃貸アパートのトラブル、CtoCのトラブルが増えているのがポイントです。このまとめでは何度も書いていますが、これだけのトラブルがあるということは、ネット通販全般への信頼度が下がっているということなので、決済、配送、問い合わせなど、信頼してもらうためのコンテンツはしっかり書いておきましょう。

どうする? AIスピーカーの誤認識や言い間違いによる注文

経産省がAIスピーカーによるネット通販について見解を公表 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5522

まとめると、

  • 電子商取引(EC)に関する規則を定めた「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」を改定し、ルールを明文化していく
  • 想定している課題は、①AIスピーカーが音声を誤認識した場合、②AIスピーカーに対して発注者が「言い間違い」をした場合の2点

※①に関してはAIスピーカーが認識した注文内容をユーザーに通知し、ユーザーから確認が得られた場合に注文を確定することが有用としている。 ②に関しては発注が完了する前に発注内容に誤りがないかを確認する機能などを想定している。

何気ない会話で注文されてしまう可能性も無いわけではないですよね。AIスピーカーでのトラブルは今後増えてくると思われますので、こうして議論が進むのは良いことですね。記事中にもあるように、「タイヤ」と「ダイヤ」を間違われたらたまったものではないですから(笑)。

関連記事

もはや防ぐことができないのでは……と思ってしまう事例

巧妙化するECサイトへの不正アクセス。セシールの被害は「二重登録防止機能」の悪用が原因 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5509

不正アクセスの手段は以下の通り。

  1. 攻撃者は外部で不正に入手したメールアドレスを用いて新規顧客登録を申請
  2. すでに登録があるメールアドレスは登録できないようにする「二重登録防止機能」を悪用し、登録済みのメールアドレスを確認
  3. 登録済みのメールアドレスでリストを生成し、外部で別途不正に入手してあったパスワードを使って不正ログインを試行

ディノス・セシールによると、6月2日午前0時頃から、16万5038件に上る新規顧客登録申請があったという。16万5038件のうち3533件は登録済みで、新規顧客登録ができなかった。不正アクセス1938件すべてが、3533件に含まれていたという。

怪しげな新規会員登録が大量にあった時点で攻撃されているとこはわかりそうですが、その対策となるとなかなか難しそうです……。攻撃者の手口はどんどん巧妙になっていますので、こうした事案に学んで対策していくしかなさそうです。

EC全般

ZOZOがオーダーシャツをリリースしたので、最近のオーダーサービスをまとめてみた | Topseller.Style
http://topseller.style/archives/7672

意外に小さい市場規模。ZOZOスーツという武器があるから自信があるんでしょうね。

メルカリ、バーコード読み取り出品が可能に | ASCII.jp
http://ascii.jp/elem/000/001/691/1691049/

5周年を迎えるメルカリ、7都市でリアルフェス「mercari Merci Fes.」を開催 | ECzine
https://eczine.jp/news/detail/5787

メルカリ ?本当にあった怖いコメント10選。 | ゲムぼく。
http://gameboku.blog.jp/archives/74950527.html

メルカリ関連を3つまとめて。便利になって拡大施策もどんどんやりながら、ちょっと闇の部分もありますね。

「現地からの視点~アフリカの商慣習」-ビィ・フォアードだけが知るリアルなアフリカビジネス-Vol.1 | BE FORWARD
https://africabusiness.beforward.jp/africa_business/bfafricabusinessfromafrica1/

越境ECというか違う国で商売するには、その国のことをしっかり知っておかないといけないですね。

【ニュース】Googleが小売店舗向けの広告メニューを強化へ | Unyoo.jp
http://unyoo.jp/2018/06/shoppingactions/

日本で使えない機能もありますが、Googleでの買い物がどんどん便利になってきています。

2018年5月 モバイル決済 利用者・未利用者比較調査 | MMD研究所
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1713.html

QR決済よりも「かざすだけで決済したい」という人が多いというデータ。

見えすぎて困る…Facebookの「フォトハラ」にご用心 | 日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/17/011800066/061100014/

机の上、社内、風景など、ちょっとしたことで情報が漏れたりしますので細心の注意を。

アリババの「AI+ロボット」はEC業務をどう変える?[人工知能活用が進む中国ECの今] | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5517

現時点でのAIとの付き合い方はこうだよ、というお手本のような記事。

今週の名言

マーケティングは、頭で考えるフェーズは全体のほんの少しです。すべては現場の行動にかかっています。施策の失敗は現場が動かなかったせいではありません。現場を動かせなかったマーケターにあるのです。

あなたのマーケティング策が失敗する、たった一つの理由【コメ兵 藤原義昭】 | Agenda note
https://agenda-note.com/retail/detail/id=246

「動け」と言って動くわけがないですよね。ユーザーにも社内にもメリットがある施策を考えるのがマーケターの仕事。

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森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

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