新型コロナで若者の5割がEC利用が「増えた」、初利用は2割。最近買ったのは「服」が3割
パスチャーが企画・運営を手がけるInstagramメディア「Petrel(ペトレル)」は4月24日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の甚大な影響を踏まえ、10~20代の女性を対象に「オンラインショップの利用状況」に関する調査結果を発表した。
それによると、外出自粛の影響を受け、オンラインショップの利用の変化を調査したところ、55.0%が「利用が増えた」と回答した。
![オンラインショップで買い物をする頻度について](http://netshop.impress.co.jp/sites/all/modules/bancho/bancho_lazyload_img/assets/blank.gif)
オンラインショップの利用体験の有無を調査したところ、21.0%が外出自粛をきっかけに「初めて利用した」と回答。10~20代女性の79.0%は普段からECを利用しており、さらにその半数以上が利用の増加傾向にあることがわかった。
一方、「勇気がなくてネットで商品の購入ができない」とオンラインへの抵抗を感じている人もいる。
![外出自粛をきっかけに初めてオンラインショップを利用したかについて](http://netshop.impress.co.jp/sites/all/modules/bancho/bancho_lazyload_img/assets/blank.gif)
フォロワーが実際にオンラインショップで購入したものを調査したところ、「洋服」が29.8%で1位。春夏のコーデネートに取り入れたいブラウスやワンピース、トレンドのシアーシャツやカラーボトムスを購入したとの回答があった。
内訳は、「服」(93.5%)「ルームウェア」(3.6%)「ナイトブラ」(2.4%)「水着」(0.6%)となり、室内での着用を目的とするものや、夏に向けた商品の購入も見受けられた。
ヘアケア用品やネイルグッズ、入浴剤などを含む「コスメ・美容グッズ」が2番目に多い18.2%、14.2%がバッグや靴、お財布、iPhoneケースなどの「ファッション雑貨」という結果となった。コロナの影響下でも、身だしなみに関連するアイテムが上位を占めた。
「家具・家電・インテリア」の回答は11.5%だった。テレビやパソコン、収納グッズなど自宅での時間をより快適で充実したものにするための家具・家電に加え、トレンドに敏感なPetrelフォロワーならではのプロジェクターやワッフルメーカー、可愛く撮影するためのお皿やインテリアグッズなど、「#おうちカフェ」を楽しむためのアイテムを購入したという回答が目立った。
7.2%が「趣味」と回答した。推しのグッズや楽器、ゲームなど、自身の好きなものに費やす時間の増加がうかがえる。なお、6.2%の「食材」の項目内では、手作りお菓子用の材料や「#おうちおやつ」のためのお取り寄せスイーツなどの回答が含まれている。Petrelの「#おうちカフェ」特集の投稿でも、1万2000を超える「いいね」数を獲得しており、若者の自宅時間の傾向と言える。
![オンラインショップで購入した商品について](http://netshop.impress.co.jp/sites/all/modules/bancho/bancho_lazyload_img/assets/blank.gif)
調査概要
- 調査対象:Petrelの公式Instagramアカウント「@petrel_jp」のフォロワー
- フォロワー性別:女性93%、男性7%(2020年4月23日時点)
- 調査期間:2020年4月22日
- 回答者数:設問1 N=7518 / 設問2 N=1128 / 設問3 N=4590
- 調査内容分析:パスチャー