ネット通販の配送で最も利用しているのは「ヤマト運輸」、重視するのは「配送料金」【カラーミーショップ調査】
月額制ネットショップ作成サービス「カラーミーショップ」は、「カラーミーショップ」利用事業者に対し「配送会社の利用状況に関するアンケート」を実施。最も利用されている配送会社は「ヤマト運輸」
月額制ネットショップ作成サービス「カラーミーショップ」を提供するGMOペパボは、発送作業の経験がある「カラーミーショップ」利用事業者に対して「配送会社の利用状況に関するアンケート」を実施した結果、最も利用されている配送会社は「ヤマト運輸」だった。
6割以上が「ヤマト運輸」を利用
利用している配送業者を聞いたところ、最多は「ヤマト運輸」(64%)で、「日本郵便」(51%)、「佐川急便」(29%)が続いた。GMOペパボが2015年に行った調査結果と比較すると、1位と2位が入れ替わっている。
複数の配送会社を利用している事業者に対し、その理由を聞いたところ、「商品や配送料金によって使い分けているため」(78%)が最多。次に「購入者に配送業者を選択してもらうため」(12%)だった。
配送業者を選ぶポイントは「配送料金」
配送業者を選ぶポイントについて聞いたところ、1位は「配送料金」(74%)で、「運送会社への信頼度」(60%)、「追跡サービス」(36%)と続いた。
困っていることの1位は「梱包作業の大変さ」
配送について困っていることがあるか聞いたところ、55%が「ある」と回答。その内容については「梱包作業が大変」(37%)が最多だった。次いで「配送中の商品破損や紛失」(28%)、「伝票記入が大変」(27%)だった。
配送で困っている点・工夫してることは?
配送で困っている点について、調査対象者から次のような意見があがった。
- 繁忙期は伝票作成に時間がかかる、梱包した商品の置き場に困る、発送作業が追いつかないことがある
- お客さまによる住所の記載不足や記載間違いによって、運送会社から行先不明の連絡を受けた
- 送料無料のショップが増えているので、いくら以上で無料にするか悩んでいる
- 代引きの受取拒否が一番つらい。配送料が損失になる
※アンケート調査結果から編集部が一部抜粋
また、配送について次のような工夫を行っているという。
- 最小の配送料金で送るために箱を複数パターン用意し、商品によって使い分けしている
- 梱包袋にドライバーの方へのお礼シールを付けることで、丁寧な対応になったと感じる
- 単価の高いアクセサリーのため、両面白の段ボールを使用している。緩衝材の代わりにB級品のチュールレースを使い、ダンボールを開けたときから特別感のある仕様にしている
- 商品の在庫、梱包、発送を外部委託している
※アンケート調査結果から編集部が一部抜粋
「配送料の定期的な見直し」「トラブル対応の確認」がポイント
調査対象者に対し、配送に関して過去の自分にアドバイスしたいことを聞いたところ、次のようなコメントがあった。
- 定期的に配送料金の確認・見直し・交渉を行う
- 事故・トラブル時の対応について確認する
- 想像よりも破損が起こることを想像して梱包する
- ○○円以上送料無料にすると利益率は低くなるのでやめておく
※アンケート調査結果から編集部が一部抜粋
各配送業者で利用している配送方法は?
「ヤマト運輸」「日本郵便」「佐川急便」で、それぞれ利用している配送方法について聞いた結果、「ヤマト運輸」では「宅急便」、「日本郵便」は「ゆうパック」、「佐川急便」は「飛脚宅配便」が最多だった。
調査実施概要
- 調査テーマ:「配送会社に関する調査」
- 調査対象:一定額以上の売り上げがあるカラーミーショップユーザー
- 調査方法:カラーミーショップ契約者へのメール配信
- 調査期間:2021年2月11日~2021年2月21日
- 調査対象:カラーミーショップを利用中のユーザー
- 有効回答:641名
※調査レポートの結果は四捨五入で端数処理を行っており、合計しても100%にならない場合がある
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