5年で3倍も売上が伸びた楽天の「父の日特集」。今年はどんな厳選企画をやるの?
「父の日」特集による売り上げが5年間で約3倍に拡大し、最近は趣味用品の売り上げが伸びているという楽天市場。楽天では5月24日、楽天市場で展開している「父の日 特集2016」をPRするイベント「目利きに学ぶ大人親子のための『ロク充』入門」を開催。2016年の特集では、料理、アウトドア、音楽、お酒などその道のプロたちが厳選した60商品をお勧めしている。イベントでは、商品を厳選したプロたちによるトークセッションとバーベキュー講座を実施。その内容とは――。
「父の日特集」では父の日ギフト380万点のうち60点を厳選
「ロク充」とは「父の日」特集にあわせて新たに楽天が作った造語。「趣味やライフワークを通じて同世代と子供世帯とも盛り上がれる、リア充なover60歳」という意味だという。
こうした言葉を作った背景として、2016年4月に楽天が実施した「父の日」に関する意識調査で、「8割以上の人が60歳を過ぎてから新し何かをく始めたい、または始めたことがある」と回答したのだとか。
子供も、父親に60歳以上になってから趣味など新しく持ってもらいたいと思っている人が多く、「父の日」ではこうした商品を贈る傾向があるという。
意識調査では、親世代に「父の日」に子供から贈られたいものとして、お酒(41.2%)、洋服・和服(35.3%)に次いで趣味の道具(29.4%)が入っている。一方で、子供世代は「父の日」に贈りたいものとしてお酒(46.7%)に次いで趣味の道具(34.7%)が入っており、「父の日」の贈り物と趣味に関するプレゼントというのは非常に相性がいいとしている。
ただ、今のところ趣味がないというお父さんが多いことも確かで、こうしたお父さんに何を贈っていいか分からないという声も多く寄せられていたという。そこで。楽天市場では5人の目利きに依頼し、楽天市場で扱う父の日ギフト380万点のうちから、これをプレゼントすればお父さんの新しい趣味デビューを後押しできるという厳選ギフト60品を選んで、今回の特集として紹介しているという。
今年の父の日のおすすめはクラフトビール
イベントでは、お酒の目利きを行った、DiscoverJapanの杉村貴行編集長とホーム商品の目利きを行ったカリフォルニア工務店・岩切剣一郎氏によるトークセッションが行われた。
杉村編集長は今年の父の日のおすすめアイテムとして「クラフトビール」を紹介。クラフトビールはブルワリーごとにポップの種類や発行方法などが異なるため、そうしたことを覚えて友達などに教えることで、こだわりを楽しむことができるという。
クラフトビールはワインと同じように家でじっくり飲む人も増えている。映画を見ながら2時間かけてゆっくり一杯を飲むとか、新しいお酒のたしなみ方もこだわりとなる。
一方、岩切氏はトランクケース型のレコードプレイヤー「ROCKS MORTION ポータブル・レコードプレイヤー」を紹介。懐かしのレコードを再生できるだけでなく、音楽をMP3化してiPodなどで持ち歩くことも可能で、昔の音楽を今の子供と一緒になって楽しむできる一品だとしている。
父親と子どもが一緒にできる趣味だと、一日を一緒に過ごして楽しめる。子どもが父親に感謝するとともに、尊敬できる日にしてもらいたい。
炭の置き方、肉の焼け具合の見極め方などBBQのコツを紹介
トークセッション後は、会場を外に移し、バーベキュー(BBQ)講座を実施。講師には、今回の特集でグルメ&クッキングの目利きを行った、東京スマートバーベキュー協会・BBQ上級インストラクターの武藤俊一が行い、楽しみながら、失敗しないバーベキューのコツなどを紹介した。
武藤氏によると、最近ではBBQのインストラクター資格を取ろうという50~60代の人が多くなっているという。そうしたお父さんにプレゼントしてほしい一品として、簡単に火おこしができる「WEBER チムニー スターター」を紹介。うちわで火起こしせずに済むため非常に楽で、確実に火をおこすことができるため、スマートさが際立つという。
バーベキュー講座ではこのほか、炭を置く位置を焼くものによって変えたり、網に食材がこびりつかないためのコツ、肉の焼け具合の見極め方などを紹介。また、スモークスターターキットを使った燻製づくりのポイントなども紹介された。
この日のイベントには、ロク充世代の一般の楽天市場ユーザーも参加。この日学んだ方法肉を焼いたり、焼きあがった肉や野菜などの試食を行うなど、多くの人が楽しんでいる様子も見られた。