“送料無料時代”終了。セブン、ファンケル、ニッセンなどが次々と送料値上げへ【ネッ担まとめ】
送料値上げの春がやってきました。今まではEC事業者側の努力によって利用者は送料無料の恩恵を受けられていましたが、これからはみんなで負担する世の中になってきました。となると、送料がかからない店舗受取ができるショップは強いですよね。
送料を上げるならこのタイミングかも!?
ディノス・セシールも送料値上げへ、「企業努力だけで現在の料金体系の維持は困難」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5279
セブンネットショッピングも宅配の送料無料を廃止、全国一律324円に変更 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5272
ニッセンがEC注文は送料140円値下げ、電話・ハガキは50円値上げへ | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5269
ファンケルも送料無料を廃止へ、宅配会社の値上げ要請は「過去に例のない規模」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5273
ベルーナが総合通販の送料無料を廃止へ、「現状の送料価格の維持は大変困難」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5264
日本のように当たり前に荷物が届かないのが海外
海外向け発送はどうするのが最適ですか? 日本郵便さん、越境ECの基礎を教えてください!【比較表あり】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5242
越境EC 海外発送方法の徹底比較! | 世界へボカン
https://www.s-bokan.com/blog/ec/how-to-do-ship-overseas.html
まとめると、
- 日本郵便にはEMS(国際スピード郵便以外にも、UGX(ゆうグローバルエクスプレス)のサービスもある
- UGXは関税元払い、オーバーサイズ、複数個口の受付も可能
- 重量が100kg以上ならFedExの割引が大きくなってくる
大手の民間輸送会社は月の取引額によっては定価からかなり良い割引を提供してくれるのですが、取引実績が浅い会社などでは難しい場合が多いです。最初のスタートのし易さや、書類の簡易さ、税関問題の少なさを考えると、JPさんが一番オススメです。
越境ECで気になるのが重さや大きさ、関税、海外に送ることができる物品か、ですよね。このあたりの条件によって送料が変わりますので、まずは運送会社に問い合わせてみましょう。もちろんユーザーからの問い合わせもありますし、届かない場合もあるので、国内よりも何かとコストがかかることを頭に入れておいてください。
ランキングには直接関係ないので、怪しげな営業電話に注意
モバイル ファースト インデックスを開始します | Google ウェブマスター向け公式ブログ
https://webmaster-ja.googleblog.com/2018/03/rolling-out-mobile-first-indexing.html
グーグルがMFIへの切り替えを正式に開始! 準備ができたサイトから順次。SCへの通知も | Web担当者Forum
https://webtan.impress.co.jp/e/2018/03/27/28811
まとめると、
- 2018年3月27日よりモバイルファーストインデックス(MFI)への移行がスタートした
- 移行しているサイトはSearch Consoleに通知が来る
- MFIはGoogle検索のランキングに直接は関係ない
いつものように、ランキングには多くの要素を使用します。 他の多くの信号が最も関連性の高いコンテンツであると判断した場合は、モバイルフレンドリーでないコンテンツや、読み込みが遅いコンテンツをユーザーに表示することがあります。
この記事を見て対応する人は少ないと思いますが、いつものように急にくるので焦りますよね。「Google検索のランキングに直接は関係ない」ということですが、自然検索流入や順位チェックはしておきたいですね。
EC全般
ネットショップの定番「入口商品」戦術は、ほぼ失敗している ? | ECコンサル坂本のブログ「ECバカ一代」
https://www.commerce-design.net/blog/archives/3115
ひたすら入口商品だけ売れる、他の商品を買ってもらうのにかなりの労力がかかっている。こんな時はやめてもいいかなと思います。
逸見氏・川添氏・藤原氏が語る。オムニチャネル推進者が知っておくべきこと|ECのミカタ
https://ecnomikata.com/ecnews/18245/
「BEAMS」のオムニチャネルが成功している理由は? ビームス矢嶋氏にメガネスーパー川添氏、クリエイターズマッチ布田氏が迫る! | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/5249
「こういうセミナーは増えていますが、登壇者は増えていない」。ということはまだまだチャンスがあるということですね。
【ウォルマート】、欠品や品切れ等の在庫チェックにAIロボットが活躍!も蹴らないで? | 激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ
http://blog.livedoor.jp/usretail/archives/52049520.html
動画を見ていただくと一発でわかります。これからは商品棚のチェックはロボットにお任せですね。
ロコンド田中社長が奇手、ラオックスと共同でファンド設立 売上高706億円のシャディを買収 | WWD JAPAN
https://www.wwdjapan.com/590935
こちらの記事の続報です。「ロコンドの2018年2月期の売上高は38億円でシャディの売上高の約20分の1」というのも驚き。
今週の名言
文章が下手な人って、なんで下手なんだと思います? 自分で自分の文章が「読めない」からなんですよ。「書けない」のではなくて。
書く人/編集する人、そしてメディアが果たせる役割とは──編集者 若林恵×クラシコム 青木耕平対談 | クラシコムジャーナル
https://kurashicom.jp/3038
「読めない=読解力」と捉えてもいいですよね。何が書かれているを理解するのに時間がかかる人は、書くのも苦手というのは私の経験からしても納得。
筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法
森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税
この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
まとめると、
定率値上げ、定額値上げ、送料無料廃止など、各社さまざまですが、送料が上がることには変わりません。理由はほぼ同じで「配送会社から大幅な運賃値上げの要請があり、企業努力だけではコスト上昇分を吸収しきれない」から。ショップ側としては送料値上げのチャンスなので、早目の判断を。