ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ

「見破るのは実質不可能」な手法がECサイトを襲う! 古いシステムはセキュリティチェックを【ネッ担まとめ】

ネットショップ担当者が読んでおくべき、2019年12月9日〜15日のニュース

森野 誠之

2019年12月17日 8:00

ネッ担まとめ

ずっと使い続けているシステムって、なかなかバージョンアップができないですよね。しかし、それが原因でカード情報が洩れてしまっては本末転倒です。早めのセキュリティチェックを。

EC-CUBEのバージョン2を使っている人はセキュリティチェックを

「見破るのは実質不可能」──ECサイトからカード番号盗む“最新手口”、セキュリティ専門家の徳丸氏が解説 | ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1912/09/news078.html

まとめると、

  • セキュリティ専門家の徳丸浩氏によると、2019年に目立った攻撃手法は「入力画面の改ざん」と「偽の決済画面」。最新の手口については「自分でも気付けるか分からない」と語った
  • ECサイト側でクレジットカード情報を保持していないにもかかわらず、漏えいが起こっ
  • EC-CUBEのバージョン2を間違った設定で導入してしまうと穴が開いた状態になってしまう。バージョン4ならこうしたことは起きないが、作り直しになるために移行が難しくなっている

徳丸氏は、「基本的なセキュリティの知識を付けて対策を行えば防げるはず」という。同氏が代表を務めるセキュリティ専門会社のEGセキュアソリューションズはEC-CUBEのアドバイザリーを行っており、EC-CUBEで構築したECサイトのセキュリティチェックを無償で行っているが「その依頼も中々来ない」と嘆く。

EC-CUBEのバージョン2系を使っているネットショップは多いですよね。安価でカスタマイズできるものがこれくらいしかありませんので。しかし、上記のようにセキュリティ面では問題があるので、ちゃんとした知識がある人が関わるか、バージョン4系を使ったほうが良さそうです。開発コストも気になりますが、それ以上にユーザーのことを考えれば、どうするべきかはおのずと決まりますよね。

年末恒例のランキングで世間の動向を把握しましょう

2019年を総まとめ!アクセス数が多いWebサイトランキング | マナミナ
https://manamina.valuesccg.com/articles/670

「SNS流行語大賞2019」発表 19年にTwitter上で最も多くつぶやかれたフレーズとは? | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1912/09/news123.html

2019年Google検索ランキング 47都道府県別ランキング【Google調べ】 | Web担当者Forum
https://webtan.impress.co.jp/n/2019/12/12/34849

まとめると、

  • ヴァリューズの調査では、2019年のアクセス数が多かったサイトはGoogle、2位がAmazon、3位は楽天市場
  • 2019年にTwitterでつぶやかれたフレーズ1位は「平成最後の」、2位は「終 制作・著作 NHK、3位には「手取り〇〇万」
  • Web担当者Forumの「2019年都道府県別Google検索ランキング」によると、青森県の1位は「青森山田 サッカー」、愛知県の1位は「台風」だった
「アクセス数が多いWebサイトランキング」(バリューズ)
「アクセス数が多いWebサイトランキング」(バリューズ)
https://manamina.valuesccg.com/articles/670より編集部でキャプチャ
「SNS流行語大賞2019」(イーガーディアン調査)
「SNS流行語大賞2019」(イーガーディアン)
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1912/09/news123.htmlより編集部でキャプチャ

年末ということでさまざまなランキングが次々と発表されています。アクセス数が多いのはGoogle、Amazon、楽天。Yahoo!がランクインしていないのがちょっと意外ですね。Twitterは予想通り「平成最後」。面白いのが都道府県別のGoogle検索ランキング。みなさんのお住まいの地域は何がランクインしているでしょうか? こういったランキングはメルマガやSNSのネタとして使いましょう。

モバイルショッピングはまだまだ伸びます

「世界モバイル利用動向調査2019」を発表 | 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000260.000000202&g=prt

ペイパル、モバイルコマースに関するグローバル調査 2019年度版を発表 | PayPal Pte. Ltd.
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000019784.html

EC市場は2025年度に27.8兆円規模、オムニチャネルコマースは80.6兆円市場へ【NRIの予測】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7058

まとめると、

  • デロイトトーマツグループの調査によると、日本は「スマートフォンを使いすぎている」と回答したユーザーが30%と6か国中(日本、イギリス、ドイツ、カナダ、韓国、中国)最も低かった
  • NRIの予測では、2025年にオムニチャネルコマースは80.6兆円市場になる。市場規模にはB2C EC市場も含まれている
  • ペイパルの調査によると、日本では73%がオンラインショッピングにモバイル端末を利用している
「モバイルコマースに関するグローバル調査 2019年度版」(ペイパル)
「モバイルコマースに関するグローバル調査 2019年度版」(ペイパル)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000019784.htmlより編集部でキャプチャ

日本人はスマホで買い物もするしオムニチャネルで購入もするけど、スマホを使い過ぎているという意識はない……という結果になりました。中国のように何から何までスマホでできるわけではないからでしょうか? とはいえ、オムニチャネル市場が伸びる=スマホを使った購入が増えるということになりますので、スマホ対応やアプリ化はしておきたいところです。

EC全般

日本のオンライン小売の推移を紐解く | Yamotty note
https://yamotty.tokyo/post/20191205_online_retail_history/

アクセス数調査を見てもわかるように、どんどんモールに集中しています。自社ECはモールにはない何かを出さないと生き残れません。

89歳の要介護女性がヤマトの荷物運ぶ深い理由 | 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/318162

これは良い取り組み。事業所さんの負担は大きそうですが、広がってくれると良いですね。

アマゾンの自社物流「Amazon Flex」は誤解されている--ジェフ・ハヤシダ社長インタビュー | CNET Japan
https://japan.cnet.com/article/35146454/

こちらはちょっと上から目線というか、いつも通りのAmazonっぽい発言。

日本でファンによる「応援広告」が急増したワケ | 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/318995

今後間違いなく増加しそうな「応援広告」。これをコントロールしようとするとステマ以上に炎上するでしょうから要注意。

記事の拡散手法30個+α、勉強会メンバーに聞きました #オウンドメディア勉強会 第51回 | Six Apart ブログ
https://blog.sixapart.jp/2019-12/ownedmedia-workshop-report-51.html

広告費がなくて告知に困っているショップは必読です。

普通の女子高生が「小売の極意」をつかめたワケ | 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/318131

「売れる」という喜びを早く持つことがポイントのようです。

ECモールやフリマアプリなどが負うべき消費者保護の責任を議論、消費者庁 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7068

直接は関係ないですが出店者にも影響してくるはずなので、動向は知っておきましょう。

今週の名言

ここまでのキャリアで、ずっと一貫していたのは「どこが一番経験値が上がるか」という軸です。

「描くのは右肩上がりの人生グラフ」成長し続けるマーケター、すなえりさんの原点とは | MarkeZine
https://markezine.jp/article/detail/32495

無駄と思うか経験値と思うか。それによって個人もショップも成長するかどうかが決まります。

筆者出版情報

「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める小さい会社のウェブマーケティング必勝法

「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法

森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税

この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!

この本をAmazonで購入

この記事をシェアしてほしいタヌ!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

AI時代を勝ち抜くEC戦略。レガシーシステムから脱却し、「Shopify」で実現するPDCA高速化とイノベーション 2025年12月23日 7:00 「声のする方に、進化する。」会社全体最適を目標とするワークマンの「補完型EC」 が実践する「レビューマーケティング3.0」とは? 2025年12月17日 7:00 「所有から利用へ」の潮流をAIで勝ち抜く。事例で学ぶレンタル・リユースビジネスの成功法則とEC構築術 2025年12月16日 7:00 「サムソナイト」「グレゴリー」のEC改善事例。CVR改善+購入完了率が最大45%増の成果をあげたアプローチとは 2025年11月12日 7:00 スマホゲーム「モンスト」ファンがお得にアイテムを購入できる「モンストWebショップ」はなぜ「Amazon Pay」を選んだのか。導入効果+UI/UX向上に向けた取り組みを聞いた 2025年10月30日 7:00 アンドエスティが「3Dセキュア2.0」の超効率的運用に成功したワケ。オーソリ承認率大幅改善、売上アップにつながった不正対策アプローチとは? 2025年10月28日 7:00 EC業界で市場価値を最大化する――「全体を見渡せる人材」になるためのキャリア設計 2025年10月27日 7:00 転売ヤーが引き起こすEC市場の混乱に立ち向かう! Shopifyパートナー・フラッグシップが提案する最新対策 2025年9月29日 8:00 14か月で累計売上30億円超え。 韓国のネイルブランド「ohora」の急成長を支えたEC戦略とは 2025年9月22日 8:00 生成AI検索が変える消費者の購買行動。UGC活用でサイト流入を最大化する 2025年9月10日 8:00