モノの値段は「原価」+「儲け」が基本。ネッ担が知っておきたい価格決定4つのアプローチ【ネッ担まとめ】
売上しか見ていないショップって意外と多いです。しかし、必要なのは利益で、利益を出すには原価計算ができないとダメ。基本的なことなのでしっかり勉強しておきましょう。
値決めはとっても重要!「売れるから」では続かない
なぜ赤字でも安売りするのか? 「失敗する値決め」と「成功する値決め」の違いに迫る | ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1910/07/news026.html
「100円ペン5本」が400円で儲かる原価の仕組み 「まとめ売り」だと安くなるワケ | PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/30225
一次流通と二次流通の融合は止まらないようです
簡単・安心・お得に売買できるフリマアプリ | PayPayフリマ
https://paypayfleamarket.yahoo.co.jp/
スマホ決済「PayPay」との連携フリマアプリ「PayPayフリマ」スタート | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6871
通常10%の販売手数料が実質無料!?「メルカリ超出品祭」開催中 | 通販通信
https://www.tsuhannews.jp/74337
捨てられない不要品を片付けたい! シニア向けフリマアプリ教室で聞いた「ラクマ」のコツ | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6858
まとめると、
- ヤフーは10月7日、スマホ決済サービス「PayPay」と連携したフリマアプリ「PayPayフリマ」の提供を開始した
- 購入者は「PayPay」で決済でき、出品者は売上金を「PayPay」にチャージ可能
- メルカリはエントリー後に新規出品+メルペイ本人確認で販売手数料を還元(23日まで)
- ラクマはシニア女性誌『ハルメク』と共同で、シニア向けフリマアプリ教室を開催
特に初日はテレビの取材も来ていて、消費増税前ということで、「消費税が増えるから生活が厳しいという感じがありますか?」とか「持ち物を処分して生活の足しにしたいということでしょうか?」みたいな質問をしていて、“増税に悲鳴をあげるシニア”みたいなコメントが欲しそうな感じでした。
でも実際に見ていると、強いのは「自分が持っているものには価値がある。だから、捨てるのはもったいない!」という気持ちで、収益なんかは実は二の次なんじゃないかな? と感じました。
─https://netshop.impress.co.jp/node/6858
メルカリ&メルペイのようにPayPayモールとPayPayも売ったお金を使えるようになって、一次流通と二次流通の融合はどんどん進んできていますね。
ちょっと取り残された感のあるラクマはシニア層を狙って使い方教室を開催。若い人は次の服などを買う資金のために、シニア層は「もったいない」という感覚なので、各社の施策がどうなっていくかは注目です。
当日配送は専門業者にお任せ
「当日配送」ベンチャーが都内で続々誕生の事情 | 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/307049
アマゾンがスピード配送を縮小する理由 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6875
まとめると、
- 「Scatch!(スキャッチ)」は「LOHACO」の「On Time便」で深夜・早朝の時間帯の配送を担うサービス。「ブラウニー」は東京、大阪、広島を中心に、ドラッグストアなどで購入した商品を自宅に届けるサービス
- Amazonは有料会員向けに展開するスピード配送サービス「プライムナウ」の配送エリアを大幅に縮小した
- Amazonは同サービスを展開していくにはかなりのコスト負担が必要とみられる上に、「プライムナウ」自体の稼働率がさほど高くなさそうなため、効率的な運用に苦戦している模様
人口密度の高い都市部では新興の配送サービスが勃興してきている。いかに効率的に、ニーズに合った配送サービスを提供するか。そうした動きは大手宅配事業者にとっても無視できないものとなりつつある。
─https://toyokeizai.net/articles/-/307049
当日配送はそれに特化した業者でないと運営できないようです。売上がとれる都市部はどこも狙っているので、当日配送の業者はまだまだ伸びそうですね。モールとCtoCと○○Payと当日配送を持っているところが伸びるとなると……。
EC全般
アマゾン、日本での“ニセ商品”の撲滅に本腰--自動検知やセルフ削除ツールで撃退へ | CNET Japan
https://japan.cnet.com/article/35143700/
アマゾン「偽ブランド品」販売の責任はないのか | 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/307629
Amazonくらいの資金力と技術力があればこういったことはできると思うんですよね。もうちょっと品質にこだわってほしいものです。
店員が返品代行…ロコンド、店頭試着サービス「CCTR」開始 | 通販通信
https://www.tsuhannews.jp/74582
ロコンドの提携ショップで試着ができて、返品するときは店舗スタッフが作業。買う側は返品の手間が省けるし、ショップ側は接客機会が増え、ロコンドは利用者(回数)が増える。これはいいアイデアです。
「Web接客型Amazon Pay」登場 Amazonが決済サービスを充実させる狙いを事業責任者に聞く | ITmedia
https://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/1910/08/news136.html
これは素晴らしいですね~。カートって接客できなかったのでCVRアップが見込めそうです。
オートバックスが中古車のCtoCプラットフォーム開設へ | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6864
売買がちょっと面倒な中古車でもCtoC。「原則として消費税が不要」なのはメリットですね。
価格がコロコロ変わる! ビックカメラが「電子棚札」を導入したら何が見えてきたのか | ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1910/08/news017.html
口コミ情報も掲載できて、接客レベルも上がってきそうです。
ECサイト構築 自社で取り組むメリットは? リニューアル検討・新規立ち上げ時の注意点を伝授 | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/7076
自社ECはメリットもありますが手間も増えます。育てる意識がないと難しいかも。
今週の名言
めちゃくちゃなことが堂々と行われた
イオン岡田社長 ポイント還元制度は「めちゃくちゃなことが堂々と行われた」と批判 | CFOのための最新情報
http://blog.livedoor.jp/takeda_cfo/archives/2133926.html
このために資本金を減らすところがあったりと、この制度はいろいろと無理がありますよね……。使う側もどうなる還元されるかがわかりづらくて面倒な部分もありますし。
筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法
森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税
この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
まとめると、
消費税が上がり、楽天の送料3,980円問題もあり、利益をひっ迫する要素が多くなっていますよね。そんな中でも売上や利益を伸ばしているショップは、必ず原価計算をしっかりと行っています。
「なんとなく売れればいい」のではなく「しっかりと利益を出す」ことができればショップは続きます。過去に紹介したこちらも記事を読んで、売り方を考えてみてください。