無印良品が家具のサブスクを開始! IDEEもレンタルできて月額800円から
良品計画は、無印良品とIDEE(イデー)の家具・インテリア用品をレンタルできる月額定額サービスを7月17日から開始する。利用料金は月額800円(税込)から、期間は年単位の契約制で1年~4年の間で選べる。
自宅に簡易オフィスを作る「プチリノベーションサービス」、無印良品のインテリアアドバイザーに部屋作りなどについて相談できる「くらしの相談会」オンラインサービスも展開する。
月額800円から無印良品の家具をレンタルできるサブスク
無印良品とIDEEのインテリアを月額800円(税込)からレンタルできるサービス。7月17日から、「無印良品 銀座」「無印良品 錦糸町パルコ」など対象店舗で受付をスタートする。プラン内容は「寝る」「学ぶ/働く」「くつろぐ」という3種を基本セットに分類。「寝る」は無印良品のデスクとチェアのセット、「学ぶ/働く」は無印良品のベッドと寝具一式、「くつろぐ」はIDEEのソファ、ローテーブル、サイドボードのセットとなる。
契約期間満了後は、「解約・返却」「契約延長」「買い取り」いずれかを選択できる。買い取り時には買い取り手数料が発生する。サービスの詳細は以下の通り。
利用料金
プラン内容に応じて、1年契約:月額3000円~2万7100円、2年契約:月額1550円~1万3800円、3年契約:月額1050円~9300円、4年契約:月額800円~7000円(全て税込み)。
初回のみ配送料が発生する。家具組み立てを希望する場合は有料となる
契約期間
1年単位の契約で、1年/2年/3年/4年
商品詳細
対象店舗でのみサービス契約の受付を行う。契約には無印良品のアプリ「MUJI passport」メンバーへの加入、クレジットカードの登録が必須となる。
サービス開始に際し、無印良品は次のようにコメントした。
月額定額サービスを活用することで、暮らしを変えるタイミングに家具の処分に悩むこともなく、廃棄物の削減にもつながります。「所有ではなく利用」というモノとの向き合い方を、無印良品から広げていきたいと考えています。
ホームオフィス作りをサポートする「プチリノベーション」
自宅の部屋にコンパクトなホームオフィスを作れるサービスで、7月17日から開始する。「木でできた間仕切り壁を立て、半個室を作る」タイプと、「部屋の余白に合わせて、デスクと壁面収納をサイズオーダーで作る」タイプの2種類から選べる。
利用料金は、半個室を作るタイプが8万8000円(税込)から、サイズオーダーで作るタイプが7万2000円(税込)から。どちらも材料費・運搬費・付帯作業料込みの価格。
「無印良品 銀座店」でのみ受付し、施工可能エリアは東京都23区内。受付店舗、施工エリアともに順次拡大予定となっている。
「くらしの相談会」がオンラインに対応
全国の無印良品店舗に在籍するインテリアアドバイザーに収納や部屋のコーディネートなどについて相談できる「くらしの相談」を、ZOOMを利用したオンライン形式でも実施する。新型コロナウイルスの影響により、自宅から相談を受けたいユーザーや外出が困難なユーザーもサービスが利用できるよう考慮した施策。
ユーザーは実際の部屋を写しながら相談でき、インテリアアドバイザーは店舗から実際の商品の色や組み合わせを提案する。7月17日から対象店舗で実施。対象店舗は順次拡大予定となっている。
1回の相談時間は約60分、相談料は無料。従来通り店舗での相談も可能で、いずれの場合も予約が必要となる。