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ネッ担まとめ

企業名や商品、ブランド名といったいわゆる「指名系キーワード」は、企業固有のキーワードなので自然検索で1位になりやすいですが、「検索結果の最上位に出るなら広告は無駄じゃないか?」と言われることも多いです。この指名キーワードの考え方についての記事がありましたので紹介します。

最大のメリットはGoogleに影響されずに安定した売上を生み出せること

機会損失を防ぐ指名キーワードでの広告配信。入札すべき4つの理由とポイントを紹介 | キーワードマーケティング
https://www.kwm.co.jp/blog/brand-keywords-ads-/

(広告出稿するのは)指名キーワードで検索広告を出さないことで機会損失が発生する可能性があるからです。

考えられる機会損失は以下の4つです。それぞれ詳しく説明していきます。

1.競合へユーザーが流れてしまうから
2.意図したページに遷移させられないから
3.自然検索とは違い、見出しや説明文をコントロールできるから
4.SEOトラブル時にも流入数を担保できるから

言い換えると指名キーワードに出稿するメリットは下記のようになります。

  1. 競合へユーザーが流れてしまうのを防ぐ
  2. 意図したページに誘導できる
  3. 見出しや説明文をコントロールできる
  4. Googleのアルゴリズム変動に影響されない

1、3、4について具体的に説明します。

1.競合へユーザーが流れてしまうのを防ぐ

「売れ筋商品の売上が落ちたと思ったら商品名で他社が広告を出していた」「自社名で検索したら他社の広告が最上位にあった」という経験はないでしょうか。これらのキーワードで検索する人は間違いなく自社のことを知っていますし、興味がある可能性も高いです。そのユーザーを他社に奪われるのは大きなリスクです。ユーザーが競合の広告をクリックしてその先のページで購入してしまったら、自社に戻って来る可能性はほぼありません。

「自分がチェックしたときは表示されなかったから大丈夫」と安心していると、それ以外の時間帯で出稿されていたり特定のエリアだけ表示されている可能性もあります。すべてをチェックすることは不可能なので、出稿した方が良いですよね。

3.見出しや説明文をコントロールできる

「ネットショップ担当者フォーラム」の検索結果

こちらは「ネットショップ担当者フォーラム」で検索したある日の検索結果です。「イベント・セミナー・講座」「ニュース記事」は意味がわかるものの、「IKEA、Instagram、上島珈琲」「現在地」は何のことかわからないですよね。仮に「イベント・セミナー・講座」であれば「最新イベント」で「無料セミナー一覧」などと書いてあればクリックされる可能性が上がるはずです。

このように自然検索の結果はGoogleが決めてしまうので、ねらったページにユーザーを誘導したいのであれば広告を出すメリットがあります。

見出しや説明文はコントロールできますが、コロコロ変えるとユーザーにとって見慣れない見出しが表示されることになり、クリックされなくなることもあります。「変えることはできるけど変えてはいけないものもある」と覚えておきましょう。

4.Googleのアルゴリズム変動に影響されない

広告は上手くやれば上位に出し続けることができますが、自然検索の場合はこちらでコントロールできるようでできないので売上が不安定になりますよね。獲得単価が見合っている限りは出稿することで売上が安定するはずです。そこで獲得した顧客にはメールやLINEなので再訪してもらえれば、広告費はそんなに高いものではないですよね。

特にスマホでは広告とマップが表示された後に自然検索の結果が来ることもあるので、自然検索1位の意味がなくなることもあります。Googleは広告の会社です。広告がクリックされないと収入が増えないので……ということですね。

様々な機会損失を踏まえたうえで、それでも指名キーワードでの広告出稿は控えたいと思うのであれば、一部の時間帯だけ配信したり、特定のユーザーを除いて配信したりするという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか?

出すか出さないかの二元論ではなく、一部だけでも配信して、少しでも機会損失を減らすのはどうでしょう。

「年収」や「求人」などのキーワードを除外する、ログインページの訪問者をリスト化して除外する、商圏だけの地域ターゲティングの設定などの方法が書かれています。これだけでもかなりのスリム化になるはずです。「出稿した方が良いとは思うけど無駄が多い」と感じるのであれば、その無駄を省く方法を考えた方が良いですよね。

このように指名キーワードは考え方や出稿方法に工夫の余地があります。漠然と獲得単価だけを見たり自然検索と比較するのではなく、確実に売上を作る手段として磨いていきましょう。

EC全般

創業305年目のチャレンジ。コロナ禍のピンチをチャンスに変えた老舗和菓子屋のネット通販奮闘記 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/8964

最初は否定的な人がいても続けていればメリットを感じてくれます。信念を持ってショップの運営を。

2021年下半期以降の通販市場「拡大する」が約8割。消費者の行動変化に合わせた対応が必要【主要通販企業への景況感調査】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/8968

なかなか先が見えない状況で消費全体の冷え込みもありますが、必需品もあるので拡大傾向かなと思っています。

フューチャーショップ、2021年4月~6月の流通額は昨対比106%の465億円 | futureshop
https://www.future-shop.jp/news/2021/08/17.html

こちらのデータを見ても通販市場は拡大しそうですよね。ただし、先週の記事の通りで伸びるのは物販がメインとなりますが。

メルカリの国内流通総額は25%増の7845億円【2021年6月期】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/8988

不用品を売って儲ける人、安く買いたい人も増えています。

国内最大級のラーメン通販サイト「宅麺.com」会員数が30万人を突破 | ECのミカタ
https://ecnomikata.com/ecnews/31466/

グラフを見てわかるように急増です。食べたいものは何としても食べたいというユーザーは多いですよね。

購入後チェックアウト拡張機能:ベータアクセスで利用可能に | shopifyブログ
https://www.shopify.jp/blog/partner-post-purchase-app

アップセル、アンケート、プロモーションの提供などいろいろな施策ができそうです。

今週の名言

今の状況は無様という言葉がしっくりくるものだと思います。でも、良くなりたいから、何とかその無様さを見せてでも進みたいし、進むしかないんです。

「ヤキまわってんじゃねぇか…」。古舘伊知郎が吐露する「時代遅れ」への苦悩と迷い | Yahoo!ニュース(個人)
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakanishimasao/20210813-00251917

結果を出したいのであればカッコいいプロセスは必要ないですよね。カッコ悪い姿に共感してくれる人もいるはずです。

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森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

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