森野 誠之 2014/12/9 6:00

今週の要チェックはSEO関連売上アップのヒントです。SEOでは業界内で「SEOの神様」と呼ばれている辻さんのお話はとても参考になります。「検索エンジンも1人の大切なユーザー」として考えると、何をすればよいのかが分かってくるようになります。売上アップのヒントは売上を考える際に必要な数式の使い方と写真の撮り方です。数式が分かっていてもそれを行動につなげるのは意外と難しいので、紹介している記事をぜひ読んでみてください。

※記事の難易度を、低い難易度:低から高い難易度:高まで、3段階で示しています。

EC全般

  • インターネット消費者トラブル防止キャンペーン | 消費者庁
    http://www.caa.go.jp/adjustments/internet_trouble/index.html

    • インターネット通販トラブル
    • 口コミトラブル
    • サクラサイトトラブル
    • オンラインゲームトラブル
    • 決済について

    以上の5項目について消費者庁からの注意喚起が発せられています。詳細はご覧いただくとして、こういった情報はショップ側からもユーザーに発信したいです。メルマガなどで消費者庁のサイトを紹介して詳細を説明したり、自社の取り組みを書いたりすることで信頼度もアップします。しかし、このサイト自体が怪しい感じがしているのがなんとも(苦笑)。

  • 自社のなりすましECサイト発見対策「とっていない」が6割超[なりすましECサイト対策協議会] | ECzine
    http://eczine.jp/news/detail/1511

    調査によると、自社のECサイトがなりすまされた経験が「ある」と回答したのは、44.2%に。
    なりすまされた事例を複数回答式で尋ねると、「商品写真」(32.5%)、「ほとんどすべての画面」(24.7%)、サイトのレイアウト(15.1%)がトップ3となった。
    発見した方法は、「被害にあった消費者からの問い合わせ」が26.2%、「自社自ら発見」が22.9%、「被害者以外からの情報提供」が21.2%に。

    44.2%はかなり高いですね。実際はどこまでかはわかりませんが、消費者庁からも注意喚起がされていますし、調査の詳細PDFを見ると他人事ではないようです。ユーザーからの情報提供で発覚することが多いようなので、くどいようですが店側からも注意喚起を。

モール関連

  • 30%以上のポイント付与商品を中心に販売する「楽天スーパーDEAL」を開設、楽天 | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/963

    ブランド価値が下がることを懸念し「楽天スーパーセール」などで値引き販売が難しい商品に対し、値引きの代わりに大幅なポイントを付与する商品を販売する。同コーナーに参画する店舗は、ブランド価値を保ちながら消費者への訴求力が高められる。新たな顧客の獲得などにつなげる施策として出店者に提案していく。

    買う側とすればポイントが付くのはうれしいですが、売る側からすればここまでしないと売れないのか……と思ってしまうのではないのでしょうか。ブランドの価値が下がることを懸念するのならポイント付与も同じように思いますし、30%に慣れてしまったらそれ以上となるわけなので、安易に考えているとちょっと危ないかも。

SEO関連

  • いまやるべきSEOとは? アルゴリズムの進化に惑わされずに成果を出し続ける3つの方法を辻正浩氏が伝授 | Web広告研究会
    https://www.wab.ne.jp/wab_sites/contents/2026

    現在のSEOは、有効な策を発見する難易度が高く、細工によって順位が上がったとしても不安定であると話す辻氏は、小細工を行うのではなく、Webサイトが持つ本来の価値を出して、Googleとユーザーにしっかり伝わりやすくすることが重要だと説明する。そのためには、次の3点が重要だとしている。
    1. title要素に徹底的にこだわる
    2. 価値あるテキスト情報の増強
    3. 価値をリンクにする

    ポイントはこの3つで具体的な内容はリンク先をご覧ください。ネットショップはタイトルがあまり考えられていないことが多いので、この記事を読んで見直すだけでも流入が増えるかもしれません。と書いている私もこのまとめのタイトルに毎週悩んでいるわけですが……。

リスティング広告関連

  • Googleアドワーズ 表示項目の変更で変更履歴を追加することが可能に | 株式会社アイエムシー
    http://www.i-m-c.co.jp/ad_column/?p=3950

    管理画面内の[表示項目の変更]から統計情報を選択の中にある[変更履歴]をクリックすると、管理画面の統計情報内に表示させたい変更履歴が並んでいますので、この中から追加したい変更履歴を選び[追加]をクリックすると、下のように統計情報内に出てきます。

    1人で管理している時は不要だと思いますが、複数で管理している場合や引き継ぎがある場合を考えると便利な機能ですね。代理店に依頼している場合はこの機能を公開してもらえるとチェックしやすそうです。

SNS関連

  • どんどん発信すれば、どんどん帰ってくる | 食品通販バイヤーイッシーの売れる売り方ブログ
    http://ameblo.jp/issyexma/entry-11959459943.html

    タイトルのままです。発信するとどこかで必ず誰かが見ています。見られていることを意識して発信していれば必ず良い結果となって帰ってきます。やめてしまったらそこで終わりです。

スマホ・タブレット関連

  • 2014年歩きスマホに関する実態調査 | MMD研究所
    https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1372.html

    歩きスマホをしていて駅のホームから落ちたという人が3.6%もいますが本当でしょうか? 歩きスマホをしている人であれば危ないと感じた経験はあるはずなので、あながち間違ってはいないと思います。歩きながらだけでなく、自転車や車の運転中の利用も控えましょうね。

売上アップのヒント

  • Yahoo!ショッピングで売上を2倍にするには 「アクセス数」「購買率」「購入単価」アップ施策はこれだ | ECzine
    http://eczine.jp/article/detail/1475

    「購買率」アップの施策を施す場合、需要のある商品ページを優先します。需要のない(アクセスのない)商品ページに力を入れても売上は上がりません。統計データでアクセスの多い商品ページをチェックして、その商品から対応すべきです。

    全体を底上げするよりもエースに集中するということですね。ここで売上のベースを作ることができれば、安心して次の手を打つことができます。

  • 【売れるネットショップ開業・運営】商品写真のレベルを高めよう | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/518

    (素人がきれいな写真を撮る方は)ズバリ、「ライティング」(光の入り具合)を工夫することです。明るさや光の入る角度は、写真の出来に直結します。プロのような照明器具がない場合は、午前中の明るい時間に撮影するのがおすすめです。夕方や夜に写真を撮ると、どんなに頑張っても暗い写真になってしまうからです。

    撮ったときは明るいと思っていてもパソコンの画面で見ると暗い時ってありますよね。照明器具を変えるだけでガラッと変わりますので、明るさにはこだわってみてください。

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