「洋服の青山」がバーチャル試着サービス、「オンライン上では商品の着用イメージがわきにくい」などの悩みを解決
青山商事は公式ECサイトにバーチャルで試着できる機能を備える。顧客は自宅のクローゼットの洋服と組み合わせながら、気になる商品を“試着”できる仕組み。ECの売上アップにつながる取り組みとなるか?

青山商事は、公式ECサイト「洋服の青山」でバーチャル試着サービスの提供を始めた。「オンライン上では商品の着用イメージがわきにくい」「自分に似合うかわからない」といった顧客の悩みを解決する。

購入までのためらいを減らす
青山商事はECユーザーが抱える以下のような悩みを解決するためバーチャル試着システムの導入を決めた。気になる商品を実際に試着しているような体験と位置付ける。
- ECの利用者による「オンラインだと自分に似合うか不安」といった声
- デザインやサイズ感など着用イメージがわきにくく購入をためらう
- 購入後に想像と違って後悔
顧客は専用アプリのインストールなしでスマホからバーチャル試着できる。身長などの入力情報を基に、商品のサイズ感を調整。動きに合わせて服の裾が揺れたり、自然でなめらかな動きを再現する。
バーチャル試着の利用手順
|

バーチャル試着サービス第1弾の商品はEC限定販売のリバーシブルコート。対象商品は今後拡充する。

バーチャル試着の提供スタートについて、青山商事EC事業部の担当者は次のようにコメントしている。
オンラインショッピングは、手軽に購入できる便利さと、リアルな着用イメージを感じられない不安との隣り合わせであることが課題だった。「洋服の青山」オンラインストアでは、「自分に似合う」という気づきや喜びを感じられる新しい“体験”を届けるため、バーチャル試着サービスを開始することにした。
お客さまのクローゼットにあるアイテムと照らしながらバーチャル試着をご利用いただき、ショッピングを楽しんでほしい。
青山商事が導入したバーチャル試着システムは、Sally127(サリーワンツーセブン)が提供するバーチャル試着プラットフォーム。 導入企業は、試着タグをECサイトに埋め込み、Sally127に洋服のデジタル化を依頼することで導入できる。
これは広告です