DHCが物流改善プロジェクトの一部を公表、ロボットによる自動倉庫システムで業務改善
ロボットによる自動倉庫システムを導入。商品の倉庫床面積を約5分の1に縮小し、作業者は倉庫内を歩き回ることなく、ピッキング、補充作業が行えるようになり作業効率がアップしたという。
ディーエイチシー(DHC)は物流改善プロジェクトに取り組んでおり、その一部内容を公表した。
神奈川県川崎市に構える物流拠点では、ロボットによる自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」を導入。2023年8月から本格稼働した。
上下左右に格子状に組まれたアルミ製のレール内に、荷物を入れておく専用コンテナを設置し、上部を縦横にロボットが動いて必要なコンテナを取り出す仕組みとなっている。
省スペースでの高密度保管が可能で、DHC通販在庫の一部である1万1000種・41万ピース超の商品を格納。商品の倉庫床面積を約5分の1に縮小した。作業者は倉庫内を歩き回ることなく、ピッキング、補充作業が行えるようになり作業効率がアップしたという。
また、高い作業効率を実現するロボットはバッテリーを搭載。1台あたりの1時間の消費電力は約100ワットと省電力での管理が可能という。
「AutoStore」は、岡村製作所がノルウェーのJakob Hatteland Computer社と提携し販売を行っているロボットストレージシステム。グリッド上のロボットが高密度に収納されたコンテナの入出庫を行う次世代ロボットストレージシステム。コンテナを隙間なく積み上げて収納できるため、一般的なスタッカークレーン式自動倉庫の約2倍、平置き棚の約3倍の収納力があるという。
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