今年のクリスマス、子どもにプレゼントしたいおもちゃはコレだ![楽天おもちゃ大賞2018]
11月15日、「楽天おもちゃ大賞 2018」が発表された。「楽天おもちゃ大賞」は、子どもが夢中になれるおもちゃを選びやすくするために創設されたもの。受賞商品は楽天市場の商品レビュー、一般ユーザーからの投票、特別選考委員や実行委員会による最終審査を経て決定した。「おもちゃ大賞」の選定は、昨年に続き2回目。
楽天市場におけるおもちゃのトレンド
コマースカンパニー ジャンル戦略課リテールジャンル戦略グループ マネージャーの松山秀勝氏によると、国内全体のおもちゃの売上は横ばいだが、楽天市場内の売上は右肩上がり。
近年は11月の第4金曜日の「ブラックフライデー」が浸透してきており、年末商戦の幕開けを告げるイベントとなっている。
楽天の調査によると、パパ・ママ世代の「ブラックフライデー」の認知度はおよそ4割。ブラックフライデーでの買い物については、「興味がある」(9.3%)、「ぜひ買い物したい」(54.0%)と, 6割以上が意欲的。
必要なのはどんなおもちゃなのか?
楽天が30代~40代のママ・パパ世代とその親(祖父母)に調査したところ、ママ・パパが祖父母に期待していることは「子どもを預かってもらう」(63.3%)ことと「子どもと遊んでもらう」(45.0%)こと。
一方、祖父母としては「数時間ならいいが長時間だと辛い」(46.0%)、「疲れる」(42.7%)というのが本音。
ママ・パパが、祖父母にプレゼントしてほしいおもちゃの1位も「子どもが気に入って夢中で遊べそうなおもちゃ」(65.3%)で、大人がずっと相手をしていなくても楽しく遊んでくれるおもちゃが求められている。
年齢別にどんなおもちゃに夢中になったかの調査結果は下記の通り。
レビュー4点以上の中から選ばれた「良いおもちゃ」
「楽天おもちゃ大賞2018」は、楽天市場で商品レビュー4.0点以上を獲得している商品の中から「楽天ママ割」メンバーで構成される実行委員会でユーザー投票商品を決定し、一般の楽天ユーザーからの投票により、下記の5部門を決定した。
- 我が子が夢中「ぞっこんおもちゃ賞」
- パパママめろめろ「キュンとするおもちゃ賞」
- 大人も一緒に遊べる「仲良しおもちゃ賞」
- 子ども&孫にも「プレゼントにあげたいおもちゃ賞」
- 「トレンドおもちゃ賞」
大人も一緒に遊べる「仲良しおもちゃ賞」&「楽天おもちゃ大賞」
子どもと大人が楽しめて、コミュニケーションに役立つといった視点で選ばれ 、「仲良しおもちゃ賞」と「おもちゃ大賞」を受賞したのが「おもちゃブロック」(税込価格 9,980円)。軽くて大きなブロックで、さまざまな形を組み合わせることで子どもの背丈より高い作品が作れる。
わが子が夢中「ぞっこんおもちゃ賞」
「子どもが1人で夢中になって遊んでくれるから助かる」といった声を受けて選ばれたのは「あんよでキック! 4WAYピアノジム」(税込価格 4,680円)。
パパママめろめろ「キュンとするおもちゃ賞」
「遊んでいる姿か可愛い」という視点で選ばれたのは「アニマルロッキング」(税込価格 9,980円)。
子ども&孫に「プレゼントにあげたいおもちゃ賞」
子どもにあげたいおもちゃとして選ばれたのはトランポリンと、知育玩具「プラステン ニック」。
「今年のトレンドおもちゃ賞」は「オセロ」。これは今年9月、オセロ世界大会で日本の小学生が優勝したことを受けたブーム。報道があった10月度、楽天市場での売上は昨年同月比140%。特に報道が盛り上がった週の土曜日にあたる10月20日は「2018年で最もオセロが売れた日」になった。
また、「来年のトレンド予測おもちゃ賞」は「新学習指導要綱おもちゃ」。2020年度に導入が予定されている「新学習指導要綱」に関連して、英語やプログラミングをあそびから学ばせたいというニーズが高まっているという。
おもちゃ大賞から生まれた楽天オリジナル玩具
楽天では昨年のおもちゃ大賞を契機に、オリジナルのおもちゃの制作にも着手した。昨年の受賞店である「小さな大工さん」と、おもちゃ大賞の審査員をつとめる玩具研究家の岩城敏之氏、東京大学の開 一夫氏と共同で「初めての仲良しデビュー 木製パズルゲーム」( )を制作した。
今後は「楽天おもちゃ大賞」のオフィシャルロゴを受賞賞品の販促に活用してもらったり、おもちゃに関するオフラインイベントの開催を通じて、「楽天おもちゃ大賞」の普及を促進する予定 。