紳士・婦人服のタカキューが進めるEC事業の拡大とDX推進策とは
スマホアプリのアップデートやEC人材の登用、ECと実店舗の連携強化、経営資源のEC事業への投下などを計画している
紳士服・婦人服を販売するタカキューは4月14日、EC事業の拡大とデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向けた取り組みを公表した。
スマホアプリのアップデートやEC人材の登用、ECと実店舗の連携強化、経営資源のEC事業への投下などを計画している。
タカキューのEC売上高は2020年2月期時点で7億3400万円、EC化率は3.4%。EC事業の拡大に向け、新たな取り組みを始める。
2020年2月期はECサイトの商品の店頭受取サービスを開始。また、オーダースーツのシミュレーションと来店予約をスマホで行い、次回の購入からはスマホで注文が完了するサービスも導入している。
EC事業の成長速度を加速させるとともに、DXを推進するため、2021年2月期はさらなるオムニチャネル化やアプリの改善、EC部門の人材強化、業務のデジタル化などに取り組む。
2021年2月期の重点施策
- オムニチャネルのサービス拡充に向けて、ユーザー視点で利便性向上を図る
- スマホアプリの改修に着手、下半期をめどに大規模アップデート
- Eコマースに知見のある外部ディレクターの登用
- オムニチャネル化のさらなる推進を図るため、EC×店舗のクロスユースを促す
- Eコマースを主体とした新事業へのチャレンジ
- 経営資源をEコマースに係る事業へ投下
- 業務効率化に向けたRPAの業務範囲のさらなる拡大
- RFIDの展開領域の拡大化を検討(物流センターへは導入完了)
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