渡部 和章 2020/5/8 10:00

紳士服・婦人服を販売するタカキューは4月14日、EC事業の拡大とデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向けた取り組みを公表した。

スマホアプリのアップデートやEC人材の登用、ECと実店舗の連携強化、経営資源のEC事業への投下などを計画している。

タカキューのEC売上高は2020年2月期時点で7億3400万円、EC化率は3.4%。EC事業の拡大に向け、新たな取り組みを始める。

EC売上の推移と計画(画像は決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

2020年2月期はECサイトの商品の店頭受取サービスを開始。また、オーダースーツのシミュレーションと来店予約をスマホで行い、次回の購入からはスマホで注文が完了するサービスも導入している。

EC事業の成長速度を加速させるとともに、DXを推進するため、2021年2月期はさらなるオムニチャネル化やアプリの改善、EC部門の人材強化、業務のデジタル化などに取り組む。

EC事業の推進などの計画(画像は決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

2021年2月期の重点施策

  • オムニチャネルのサービス拡充に向けて、ユーザー視点で利便性向上を図る
  • スマホアプリの改修に着手、下半期をめどに大規模アップデート
  • Eコマースに知見のある外部ディレクターの登用
  • オムニチャネル化のさらなる推進を図るため、EC×店舗のクロスユースを促す
  • Eコマースを主体とした新事業へのチャレンジ
  • 経営資源をEコマースに係る事業へ投下
  • 業務効率化に向けたRPAの業務範囲のさらなる拡大
  • RFIDの展開領域の拡大化を検討(物流センターへは導入完了)
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