メルマガが読まれない理由ランキング:3位「内容がつまらない」、2位「情報が役に立たない」、1位は……?【ネッ担まとめ】
出せば反応があるメルマガ。コロナの影響でどの事業者からも配信頻度が増えています。その中で生き残れるように頻度や内容の見直しをしましょう。
C向けもB向けもメールは大事な武器。でも使いすぎに注意を
最も読まれるメディアはEメールで77%、2位はLINEで46%、3位はTwitterで23% | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7877
メルマガ送信率149%増加/営業メールへの返信率は24%低下[HubSpotグローバル調査] | SalesZine
https://saleszine.jp/news/detail/1731
まとめると、
- HubSpotの調査では、2020年1月~3月期と4月~6月期の比較で、日本のメール送信率は149%増と増加率が世界最多だった
- ビジネスチャットによる問い合わせのボリュームもグローバルで31%増えている
- 営業担当者から顧客へ送付するメールもグローバルで44%増加したが、返信率は24%減だった
オンラインコミュニケーションが活性化することで、オンラインで見つけてもらったあとに、見込み客を適切にフォローする仕組みの構築が必要となります。マーケティングが有益な情報をメールで送り自社サービスや製品をよく理解してもらう。そして、適切なタイミングで営業がフォローアップできなければなりません。そのひとつの手段として企業サイトにチャットを導入したり、TwitterやFacebookなどのSNSの運営に力を入れたりするのも良いかもしれません
こちらも冒頭の調査と同じような結果になっていますね。メールをたくさん送って返信率が下がっているということは、役に立たない情報を送っているのか頻度が多すぎるかなのでしょう。メールは数ではなく質ということを意識しておくと良さそうです。
チラ見せした個性への反応が次のネタを生む 毎日メルマガ歴6年の運営堂森野さんに聞く「伝え続ける」コツ | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/8050
まとめると、
- 「企業が伝えたいこと」と「お客様が知りたいこと」は異なる
- お客様からいただくお問い合わせを活かしてコンテンツを作ると知りたい内容になる
- 企業でメールマーケティングを行う場合はコミュニケーション能力が高い人が担当者になると良い
コロナ禍でECが盛り上がっていますが、競争も激しくなったということです。そうした状況下で、忘れられないECになるためには、作業として回すのではなく、個性やネタ、接客のうまさなどが求められます。これを機に、メルマガをおもしろくするために、ルーチンワークになっている作業を見直すといったことが起きると良いですよね。
会社の中で毎週〇曜日にメールを出すと決まっていても、お客さんにはまったく関係ないことです。締め切りに追われて書いたメールを出すぐらいなら、伝えたいことがある時に不定期に出した方が良いですよね。となると、伝えたいことを見つけることが最優先。それはお問い合わせだったり、出荷状況だったり、世の中の状況を見ていないとつかめません。コロナの影響でメールの量が増えているからこそ、質を上げる努力をしていきましょう。
外出派と自粛派、二極化しそうな世の中に対応しましょう
コロナ禍での「当社コンサル状況」まとめ&今後の見通し予測 | コマースデザイン
https://www.commerce-design.net/blog-staff/200730covid-192nd/
まとめると、
- 食品、家具やホーム雑貨は好調。クラフト系・楽器などは落ち着いてきた。ファッション関連は戻りつつある
- 母の日、父の日は伸びたものの、新学期、イベント、外出需要は激減
- 新規参入の増加によりEC市場内の競争が激化した。しばらくの間は「積極的に外出する人」と「外出を控えて引き続き自粛する人」に二極化
外出志向の人に巣ごもり需要をアピールしても効果はないでしょうし、逆もまた然りです。例えば、同じ焼き鳥だったとしても、「おうち居酒屋で地鶏の本格焼き鳥」と「青空の下で!地鶏串のBBQ」どちらをメインにアピールするのかは、客層やその商品をどう見立てるかによって変わってきます。これからどんなものが売れるのかを考える際に、新型コロナに関する考え方やそれに伴う行動からニーズやウォンツを想像すると、ヒントになります。
第二波も気になりますがECは引き続き伸びる傾向のようです。注意すべきは、今までと同じ商品でも行動が変わっているので相手を想像しないといけないという点。自分たちが想像もしないニーズがあるので、お客さんに聞いてみたりGoogleトレンドで調べてみたり、TVの情報番組を見ておくと良いでしょう。とにかく変化に対して敏感に。
EC全般
Shopifyを日本上陸当初から活用しビジネス拡大 BODYBOSSに聞くShopifyアプリ活用術 | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/8090
Shopifyアプリはたくさんあるのでどれを使ったら良いのかわからないですよね。すでに使っている人の情報はとても助かります。
ヤマト、“ネコ耳段ボール”全国発売 カラーは白と黒 並べるとしっぽがハートに | ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2007/28/news133.html
これは良い!「今後は季節ごとに異なるデザインのものも販売する予定」なので期待。
コロナ禍で主要アパレルの在庫月数最大2.5倍増 EC伸ばすも実店舗分カバーに至らず/フルカイテン調査 | ECzine
https://eczine.jp/news/detail/8152
大手で在庫が増えているとなると、他のアパレルでも同じことが起きていそうです。三陽商会の13.93という在庫月数は信じられないレベルです。
こんなCTAが効果を出してきた!ターゲットの関心をガシ掴むノウハウとは | ASUE
https://asue.jp/blog/?p=14023
10年教えてわかった、あなたのランディングページがコンバージョンしない5つの理由 | キーワードマーケティング
https://www.kwm.co.jp/blog/improvement-for-landing-page/
CTAっぽいボタンやページを作ることを考えるとうまくいきません。見る人のことを考えて。
オンライン法事・法要システム『スマート僧侶(TM)』が誰でも参加できるオンライン合同法要を施行 | ASCII.jp
https://ascii.jp/elem/000/004/021/4021423/?rss
人が集まること、移動が伴うことはオンライン化する流れ。
自社のECサイトやアプリに「PayPay」を導入できる開発者向けツール「PayPay for Developers」の提供を開始 | PayPay
https://about.paypay.ne.jp/pr/20200729/01-amp/
PayPay銀行やPayPayカード誕生。ZHDの金融を「PayPay」ブランドに統一 | Impress Watch
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1268538.html
ますますPayPay化(?)が進む世の中に。ECサイトでは使わざるを得ないでしょうね。
大量プッシュ通知はもう限界、中国ECで広がる「リアル還元型ゲーム」の狙い 連載:中国イノベーション事情 | FinTech Journal
https://www.sbbit.jp/article/fj/39311
「社会貢献や宅配といったリアルと接続したO2Oゲーム」です。これは日本でも広がるかも。
国内の通販・EC市場は2021年に13兆955億円と予測 2019年比で12.3%増/富士経済調査 | ECzine
https://eczine.jp/news/detail/8148
経産省の調査と合わせてみておきましょう。伸び率は似ていますね。
ネット通販1回だけと思わせて「定期購入」、規制強化へ | Yahoo!ニュース(朝日新聞デジタル)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fe3ac0a700a51d2eb56efb9cafd81dc21032011
コロナでECが伸びた半面、トラブルも増加。規制強化の流れです。
今週の名言
効率化とサボることは全くの別モノです。
─ノルウェーの陸上選手 カールステン・ワーホルム氏
400mH世界歴代2位ワーホルム。「時計がゼロから始まる素晴らしさ」 | Number Web
https://number.bunshun.jp/articles/-/844412
効率化するときは必要なものまで捨ててしまわないように注意。ユーザー視点を忘れずに。
筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法
森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税
この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
まとめると、
https://note.com/os070601/n/n189fa1c286f5より編集部でキャプチャ
ECを利用するならメールアドレスが必要なので必然的にメールの利用率が上がるのかもしれませんが、LINEよりも30%も多いとはちょっと意外でした。件名と発行者は重要ですよね。お得なのか、新商品なのか、予約なのかなど、瞬間的にわかる件名が良いです。送信者=誰からのメールなのかということなので、知っている相手からのメールなら開封するということでしょう。
解除の理由も納得です。毎日クーポンを配られても買わないですし、自分が欲しくない情報が来ても見ないですよね。配信先をセグメントして、その人が見たい情報を知りたいタイミングで送ることが重要ですね。