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ネッ担まとめ

去年の今ごろとは比べものにならないくらいECが当たり前になり、食品のテイクアウトやデリバリーも当たり前になりました。まだまだここに対応できてない人も多いかもしれませんが、世の中の変化の速度は想像以上に速いです。

2020年コロナが変えた消費と経済

コロナの影響でECやテイクアウトなどを始めた人も多いと思います。始めたばかりでわからないことも多くて……と悩んでいる暇もないくらい世の中の変化激しいです。今がどうなっているのかをデータなどから見ていきましょう。

コロナ禍での総合ECサイトに関する調査 | MMD研究所
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1907.html

まとめると、

  • 全国の15際~69歳の男女10,000人を対象に、総合ECサイト(モール)の利用経験を聞いたところ、90.1%が利用したことがあると回答した
  • コロナウイルス流行期も含め、利用経験が多いのはAmazon(69.7%)だが、メインで利用しているのは楽天市場(41.4%)
  • モール利用者のうち、コロナ禍で利用を始めたのは4.8%、利用頻度が増えたユーザーは21.3%
  • コロナの影響でモールを利用開始した理由は、AmazonとYahoo!ショッピングは「品揃えが豊富だから」。楽天市場は「ポイントが貯まりやすいから」

回答数まではわかりませんが、1万人を対象にして90%がECサイトの利用経験があると答えたのは驚きです。「使ったことがない人はない」と言ってもいいでしょう。その中でもっとも使われているのは品ぞろえが豊富で配送が早く、とにかく便利なAmazonでした。しかし、「普段使っているのは?」と問われるとポイントのたまりやすい楽天市場というのが興味深いですね。これらに出店するときは商品がどこで売ることに向いているのかを考えておくとよさそうです。

利便性とお得感では総合モールに勝てないのは明白なので、自社ECサイトを作るときは気にしておきましょう。こちらのデータを見るとそのあたりが実感できると思います。

Amazonや楽天などブラックフライデーで快適に使えたECサイトは?+ユニクロ「+J」発売日のサイトダウン【スピード調査】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/8271

アクセスが集中する時期なのに、遅くなりもせず、逆に今まで以上に表示速度を上げてきています。こんなデータを見てしまうとここで張り合うのは無理と思えますよね。

ここまで便利になってEC利用者が増えれば他の業界も便利になってきます。

「年末年始 広がる 買い物の選択肢」(くらし☆解説) | NHK解説委員室
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/441019.html

こちらの記事では「オンライン接客」「ネットスーパー」「ネットコンビニ」について説明しています。これって以前からあったのでは?と思いますが、詳しく見てみるとここにも変化があります。

【気に入るものがなかったら、買わなくてもいいのですか?】
はい。買わなくても大丈夫ということです。こうしたオンライン接客。これまでも個別のブランドやアパレルのチェーン店などで広がっていましたが、扱う商品数がはるかに多いデパートでも取り組みが始まったということです。

【それだけデパートも必死だということなのですね】
時代にあわせて売り方を変えていかないと生き残れない。そのような危機感が背景にはあります。

デパートにほとんど行かない人は気づかないところですが、デパートはシニア層に強いので、これからもいろいろ便利な取り組みをしてきそうです。

ネットスーパーはより便利になっていて、ドライブスルー感覚で買い物ができるようになっています。

例えばイオンですが、自宅への配送に加え、店の専用カウンターや、専用のロッカーで、頼んだ商品を受け取れたり、車に乗ったまま受け取れたりするサービスを、一部の店で始めています。駐車場に専用のレーンを設けて、インターホンで連絡すると店員が商品を持ってきてくれる店もあります。配送網のネックがありませんので、より多くのお客さんに、密を避けてネットスーパーを利用してもらえるという考えです。

これはイオン自体が倉庫代わりになっているということなので、ひょっとするとテナントの商品なども車に乗ったまま受け取れるようになるのかもしれません。受け取りに行くだけなのに駐車場を探すとなると面倒ですからね。

ネットコンビニはこんな動き。

ローソンも、27の都道府県のおよそ1500店舗で、ウーバーイーツと組んで、商品を指定の場所まで届けるサービスに取り組んでいます。
いずれも、まだ一部の地域、一部の店舗の取り組みですが、注文して最短30分程度で届くということで、若者にも人気だということです。

ウーバーイーツでからあげクンを頼む人が多いのはこちらの記事にも出ていました。私が住んでいるとこでは店自体が少ないのでウーバーイーツを使うことはないのですが、都心部でコンビニが近くにあれば料金も安くなるのでこうなりますよね。つまり、今までECのライバルではなかったデパートやショッピングモール、コンビニがじわっとライバルになってくるわけです。

ウーバーイーツってどうなの?と思っている暇もなくウーバーイーツの不便さを解消するサービスも出てこようとしています。

町田市で複数店舗の料理をまとめ配送する実証実験 | Logistics Today
https://www.logi-today.com/412509

飲食店は同社が構築したサイトを通じて、指定時刻までに入った注文をまとめて調理。一部の参加飲食店が配送を一元的に担い、取り組みに参加するそれぞれの飲食店を周って商品である料理・食品を集荷、ピックアップポイントへまとめて配達する。料理を注文した顧客は、ピックアップポイントに赴いて商品を受け取る。ピックアップポイント周辺では販促活動も実施するという

出前の元締めがいるイメージです。注文を受ける仕組みがShopifyというところも注目点。アプリでいろいろな機能が追加できるので、こういった柔軟な対応が可能ですよね。これであれば地方の商店街やオフィス街での実験も可能でしょう。

さらに注文するのすら面倒な人も増えているのでサブスクリプションサービスも急成長しています。

サブスクリプションで成長したサービス9選。「新規性」「成長性」などが高いビジネスモデルは?【サブスク大賞2020】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/8283

保育園で紙おむつ使い放題「手ぶら登園」、パーソナルスムージー・スープの定額制サービス、定額で全国住み放題、定額制テイクアウトアプリなど、面倒だったことがどんどん解消されています。定期注文で売れていたものが他社のサブスクリプションサービスに取って代わられる可能性もありますので、今まで以上にユーザーの動きには敏感になっておかないといけません。

ネットを中心にしたサービスが広がると、どこに住んでいても仕事も生活もできてしまうようになります。最後にこちらの調査を見ておきましょう。

2020年流行する働き方「地方在住型ワーク」が1位 約4割が「今年、働き方を変えた」/ランサーズ調査 | SalesZine
https://saleszine.jp/news/detail/2122

働き方に関する16個のワードの中から、2021年にもっとも話題になりそうなものを問う設問では、地方在住者が首都圏の企業と協業する働き方「地方在住型ワーク」が271票を集め1位であった。次いで、「オンライン化推進(DX推進)」が154票、居住地から故郷の企業で副業をする働き方「ふるさと副業」が79票と続いた。

「地方在住型ワーク」と「ふるさと副業」というワードが出てきて、人材も場所を問わず採用できるようになってきました。コロナ禍で急速にネット中心社会になっていますので、その流れを見て自社の活動に利用していきましょう。「場所や仕組みがない」という言い訳はできません。

EC全般

Googleトレンドで振り返る Year in Search ── 2020 年を見つめてこれからのビジネスを見据える 5 つのアイデア | Think with Google
https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/marketing-strategies/search/project-wings3/
2020年度の生活者意識と行動の推移 生活満足度 | Google マーケットインサイトチーム
https://datastudio.google.com/reporting/7233149b-4156-49d6-8f75-8a9079bc9e6d/page/UOxYB

世の中の変化をタイムリーにとらえたいのであれば、この記事とデータは要チェック。

PayPayフリマ、ECサイトで買った商品の中古価格相場を表示 「ZOZOTOWN」などの購入履歴と連携 | ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2012/17/news123.html

クリーニング後すぐ発送 メルカリ、ホワイト急便店内に「メルカリポスト」設置 | ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2012/16/news154.html

先週に引き続き二次流通を促進する動きです。

よい商品は勝手に売れるなんて幻想。拡販の努力を! | 平岡 謙一 | note
https://note.com/hiraokakenichi/n/nb8abc635b8ae

過度な拡販は不要ですが地道な拡販は必要。

中小ECでも勝てる「無料リスティング」とは  Google ショッピング領域の変遷と今後の展開を考察 | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/8577

GoogleさんがECに力を入れてくるので流れに乗っておきましょう。

GMOペパボ、EC関連サービスの2020年流通総額が2000億円突破 「カラーミーショップ」「minne」など | 日本ネット経済新聞
https://netkeizai.com/articles/detail/2612

「BASE」のネットショップ開設数が12月8日に130万ショップを突破 | BASE株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000030814.html

まだまだECの仕組みは伸びていますね。

今週の名言

一流の指導者はいろんな人から批判をされるけど、揚げ足を取って悪口を言うばかりになってはいけない。何が事実かを把握するべき。人の悪口を聞いても、9割以上が事実無根。

情報社会の現代、良い指導者の必要条件とは? 小嶺忠敏監督が悩める現代の指導者に鳴らす警鐘 | REAL SPORTS
https://real-sports.jp/page/articles/469313453190808513

成長している企業やサービスを批判していないでしょうか? 批判する前に事実を把握しましょう。

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森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

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