Googleビジネスプロフィールとは、もともとGoogleマイビジネスという名称で、2021年11月に名称変更されたものです。Googleマップ上に登録されている店舗・施設の情報を、オーナー側で管理できるサービスで、Googleが公式に無料で提供しています。

本記事では、Googleビジネスプロフィールの役割や検索結果での見え方、集客効果、できること、始め方まで、基本的な内容を解説します。

※本記事の情報は2021年11月30日時点のものです。今後GoogleマイビジネスからGoogleビジネスプロフィールへ移行する中で、なんらかの機能が制限されたり、拡張されたりする可能性があります。

Googleビジネスプロフィールとは

Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップ検索で表示される自店舗の情報を、オーナーとして管理できるツールです。

飲食店、美容室、クリニック、宿泊施設などをはじめ、店舗・施設をもつ企業がGoogle経由での集客力を高めるため、あるいはユーザーに店舗・施設の情報を伝えるために利用しています。

その特徴は、何といっても無料で使えるということ。基本的なGoogleビジネスプロフィールの管理や修正は費用がかからないことから、大手チェーン店を含め地元の小規模ビジネスなど規模を問わず活用されています。

Googleビジネスプロフィールの見え方

GoogleビジネスプロフィールがGoogle検索とGoogleマップ検索でどのように表示されるか、弊社「株式会社mov」の検索結果を画像付きで解説します。

Google検索では

Google検索で表示される株式会社movのGoogleビジネスプロフィール

Googleで店舗名を入れて検索すると、検索結果の右側に「ナレッジパネル」と呼ばれるビジネス情報が表示されます。Googleビジネスプロフィールに登録したビジネス情報が、ナレッジパネルに掲載されます。

ナレッジパネルでは、店舗名、口コミ評価、所在地、営業時間、電話番号、写真などが表示され、ユーザーにとって必要な店舗情報を一目で把握できるようになっています。

Googleマップ検索では

Googleマップにおける「渋谷 ドッグカフェ」の検索結果

Googleマップで店舗名を検索すると、マップ上の所在地に赤いピンが示されます。左側にはナレッジパネルが表示され、Googleビジネスプロフィールの登録情報を確認できます。

また、店舗名や社名ではなくGoogleマップで「地名+サービス名」で検索する場合も見てみましょう。

例えば、「渋谷 ドッグカフェ」で検索すると、以下のように表示されます。

左側に複数の店舗のナレッジパネル、マップ上には赤いピンでそれぞれの場所が示されました。

ユーザーはナレッジパネルで場所や写真を閲覧しながら行きたい場所を決め、地図で場所を確認します。

Googleビジネスプロフィールで効果的に集客ができる理由

Googleビジネスプロフィールで効果的に集客ができる理由を、4点解説します。

  1. Googleマップは地図アプリの中で利用者数No.1
  2. 最新の情報を目立つ場所に表示できる
  3. 変化するユーザーの検索動向に適応できる
  4. インサイト分析を使って施策を進められる

1. Googleマップは地図アプリの中で利用者数No.1

ニールセンの調査によると、Googleマップは数あるデジタルマップの中で、月間利用者数1位を獲得しています。4,700万人を突破し、2位のNAVITIMEの1,189万人と比較すると、圧倒的な差をつけています。

すでにたくさんのユーザーが利用している媒体であるGoogleマップで自店舗を宣伝すれば、集客にかかる労力を削減できるようになるでしょう。

2. 最新の情報を目立つ場所に表示できる

Googleビジネスプロフィールには、店舗情報を掲載する機能に加え、投稿機能を使って営業時間の変更、新メニューのお知らせ、コロナ感染防止対策などの最新情報をリアルタイムで発信できます。

「Googleビジネスプロフィールの見え方」の項でも説明した通り、これらの情報はGoogle検索結果の上部やナレッジパネルに地図とともに表示されるため、最新の情報を検索結果の中で非常に目立つ場所に表示できるのです。

さらに昨今のコロナ禍で、感染対策関連の情報を掲載する機能も充実してきました。店舗の安全性もアピールすることができます。

3. 変化するユーザーの検索動向に適応できる

Googleビジネスプロフィールの集客が効果的である背景として、3つのユーザーの検索動向の変化があります。

まず1つ目として、Googleが提唱したウェブマーケティング理論「ZMOT(Zero Moment of Truth)」があげられます。ZMOTでは「ユーザーは来店前に何を購入するか決めている」ため、ユーザーに商品やサービスといった情報発信をするよう、Googleはビジネスに推奨しています。

Googleなどの検索エンジンを使って事前にリサーチしてから来店するという行為はもはや当たり前になっており、Google検索結果に表示される店舗情報を充実させることは店舗集客に効果的といえます。

2つ目に、「ゼロクリックリサーチ」と呼ばれる、クリックなしで必要な情報を確認し、検索行動を終了するユーザー行動があります。

ゼロクリックリサーチを行うユーザーは、Googleの検索結果で表示された情報だけを見て、行きたいお店を決めるようになりました。Googleビジネスプロフィールを利用し、クリックしなくても表示される店舗・施設情報を充実させる必要があります。

3つ目に、2020年の新型コロナウイルスの流行が、デジタル化に拍車をかけたことが挙げられます。先5年の進歩を先取りしたとも言われており、消費行動はオフラインからオンラインへと移行しています。

また、新型コロナウイルスの流行により「安全・安心」を求める人が増えており、店内の感染対策など知りたい情報を確実に届け、来店前の不安を取り除く必要があります。

4. インサイト分析を使って簡単な効果検証ができる

Googleビジネスプロフィールでは、インサイト分析を行うこともできます。ユーザーの検索クエリ(キーワード)、どこから検索されているか、ユーザーのアクション、電話をかけた回数などが確認できます。

インサイト分析を使って簡単な効果検証を行い、次の施策に活かすことで、効果を高められるようになります。

Googleビジネスプロフィールでできること

Googleビジネスプロフィールで使える主な機能を、7点解説します。

  1. 基本的な情報の掲載
  2. 写真の投稿
  3. 投稿機能
  4. 口コミ管理・返信
  5. 商品管理
  6. ウェブサイト作成
  7. インサイト分析

    基本的な情報の掲載

    Googleビジネスプロフィールで、店名、所在地、電話番号、カテゴリ、営業時間といった基本的な店舗プロフィールを掲載できます。

    正しい情報でプロフィールを充実させ、変更があればリアルタイムで情報を更新することが大切です。

    また、テイクアウト・デリバリー対応やフリーWi-Fiの有無、対応している決済サービスなどを記載できる「属性」という機能もあります。

    写真の投稿

    メニューや商品、店内の様子がわかる魅力的な写真などを投稿でき、ユーザーに視覚的にアピールできます。

    通常の写真だけでなく、360度写真や動画も投稿でき、来店前にイメージを持ってもらいやすくなります。

    Googleマップにはユーザーが投稿する写真も表示されますが、全てが写りのいい写真とは限らないため、オーナーとして見栄えの良い写真を投稿しておくことが重要です。

    投稿機能

    投稿機能では、最新情報、キャンペーン、イベントに関する情報を発信できます。

    ※コロナに関する情報を発信する「COVID-19の最新情報」は削除されているようです。

    口コミ管理・返信

    口コミに返信でき、ユーザーとコミュニケーションが取れます。(DMのように非公開でやりとりできる「メッセージ」という機能もあります)

    また、口コミ投稿を促進することで、ほかのユーザーの来店動機につながります。

    事実と異なる口コミ、誹謗中傷などの悪質な口コミは報告し、削除依頼を出すことができます。

    商品・メニュー・サービス

    商品管理機能では、店舗が販売している商品を登録できます。

    飲食店であれば提供しているメニュー、美容院ならヘアカットメニュー、歯医者ならホワイトニングなどを登録すれば、ユーザーにアピールできます。

    ウェブサイト作成

    Googleビジネスプロフィールには簡単なウェブサイトを作成する機能もあります。Googleビジネスプロフィールからデザインを選び、簡単に編集して公開できます。

    インサイト分析

    インサイト分析では、以下のような情報を確認できます。

    1. ユーザーが店舗などのビジネス情報を検索した方法(直接検索・間接検索)
    2. 検索クエリ
    3. ユーザーが店舗などのビジネス情報の検索に使ったGoogleサービス
    4. ユーザーの行動
    5. ルートリクエスト
    6. 電話の回数
    7. 写真が閲覧された回数

    Googleビジネスプロフィールの始め方

    Googleビジネスプロフィールの始め方を、3つのプロセスに分けて解説します。

    1. 地点登録されているか確認する
    2. オーナー権限を取得する
    3. Googleから送られてくる確認コードを入力する

    まずはGoogleアカウントを取得して、始め方1から開始しましょう。

    始め方1:地点登録されているか確認する

    まずはGoogleマップを開き、ビジネス名を検索して地点登録されているかチェックします。Googleや第三者が事前に登録していることがあるためです。

    検索後、マップ上に赤いピンがあるかどうかを確認しましょう。

    始め方2:オーナー権限を申請する

    すでに地点登録されていれば、検索で表示された店舗の「このビジネスのオーナーですか?」をクリックし、オーナー権限を申請します。

    地点登録がなければ、Googleビジネスプロフィールのログイン画面から登録を始めましょう。

    始め方3:Googleから送られてくる確認コードを入力する

    確認コードは、Googleから郵送で送られてきます。(チェーンビジネスですでに他の店舗を登録している場合など、例外的に電話やメールで認証できることがあります)

    確認コードを入力するとオーナーとして承認され、口コミへの返信、詳細な情報の登録、投稿機能、インサイトなどが利用できるようになります。

    Googleビジネスプロフィールの活用で集客力をアップしよう

    Googleビジネスプロフィールを使って情報を充実させ、口コミを集めるなどして魅力を高めることで、ユーザーの来店を後押しできます。

    もしまだ活用していないのであれば、この機会にぜひGoogleビジネスプロフィールに登録し、集客力を高めましょう。

    この記事を書いた「口コミラボ」さんについて

    「口コミラボ」は、様々な地図アプリ・口コミサイトの監視、運用、分析を一括管理できる店舗向けDXソリューション「口コミコム」が運営する店舗ビジネス向け総合メディアです。近年、企業の評判管理が重要視されるなか、特に注視すべきGoogleマイビジネスを活用したローカルSEO(MEO)や口コミマーケティング、それらを活用した集客事例から、マーケティング全般、店舗経営のハウツー、業界動向データにいたるまで幅広い情報を紹介します。

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    口コミラボ

    口コミラボは、店舗向けDXソリューション「口コミコム」が運営する店舗ビジネス向け総合メディアです。

    「口コミコム」は、Googleマップなどの地図アプリ・口コミサイトの店舗情報をすべて一括管理でき、NFCチップを搭載した店舗用ステッカーでアンケート・口コミ投稿をデジタルに促進する、店舗のレピュテーションマネジメントSaaSです。促進した口コミ・アンケートを集計しAIを使って分析することで問題点を可視化、業務改善を促します。さらに営業時間の変更など店舗情報の一括更新・自動更新機能も搭載。コロナで刻々と状況が変化する中で手間となる、Web上の店舗情報管理をDXします。

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