リピート率を上げる問い合わせ対応ベスト3!「回答のわかりやすさ」「迅速な対応」もう1つは?【ネッ担まとめ】
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wevnalの調査によると、適切な問い合わせ対応は特に20代でリピート購入を促す要因となっており、「回答のわかりやすさ」「親身な対応」「迅速な対応」が重要との結果が出ています。やはり正確な即レスが重要ですね。
リピート率を上げる問い合わせ対応をめざしましょう
ECサイト利用者へ聞いた「ECサイトの問い合わせ対応に関する意識調査(前編)」 | wevnal
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000015648.html
BX プラットフォーム「BOTCHAN」を運営する株式会社 wevnal(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:磯山 博文、以下 wevnal )は、ECサイトで問い合わせをした経験がある全国の消費者を対象に「ECサイトの問い合わせ対応に関する意識調査」を実施いたしました。
(画像はwevnalのプレスリリースより)
商品購入後の問い合わせ対応がよく、リピート購入の後押しになった経験があるのは、20代ではなんと65.0%にもなります。そこから年代が上がるにつれて減っていき、50代では40.7%と半分以下です。年齢を重ねると問い合わせ対応にも慣れてきて、普通の対応では心が動かないということなのかもしれませんが、対応する側からすればもう少し反応してほしいですね。
(画像はwevnalのプレスリリースより)
リピート購入の後押しになったことは「回答のわかりやすさ(68.7%)」「親身になってくれる(62.7%)」「対応スピード(62.0%)」となっています。早く・正確に・親切に対応することでリピート購入も増えるようです。「タイパ」という言葉があるように時間を節約する意識の強い人が増えてきています。そうなると、短時間で正確に回答するスキルなどが求められてきますね。
(画像はwevnalのプレスリリースより)
問い合わせ方法はチャットやメールなどで60%以上です。電話ができない時って多いですし、折り返してもらっても出られない時が多いので、時間に融通の利くチャットなどがいいですね。サポートする側も「ChatGPT」などが出てきますので、このあたりの効率化はできているでしょうから、チャットサポートやLINEのサポートは積極的に導入したいところです。
問い合わせを受ける側は問い合わせ自体を減らしたくなりますが、そこから商品が売れるとなれば意識も変わるはずです。集客コストをかけるよりも効率がよいはずなので、面倒とは思わずに積極的にサポートしていきましょう。
今週の要チェック記事
物流の「2024年問題」と「送料無料」表示について | 消費者庁
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/other/free_shipping/index.html
消費者庁、「送料無料」表示の規制見送り。「送料当社負担」「〇〇円(送料込み)」などへの自主的な見直しを求める | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11731
最終的には自主的な見直しを促す方針になりました。送料を誰が負担しているかの明記は心がけたいですね。
【年末年始の配送まとめ】ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便の配送体制&遅延可能性について(2023~2024年) | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11742
年末年始の帰省渋滞などで遅れる可能性があるとのこと。
郵便料金を改定、「葉書」は63円から85円、「封書」の84円(25g以下)と94円(50g以下)は110円に値上げへ | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11725
郵便で送らないといけないものも減ってきましたのでこうなりますね。今までは安すぎたのでしょう。
通販・ECで商品を届けてもらいたい宅配ブランドは「宅急便」(ヤマト運輸)が断トツトップで約65% | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/11741
きめ細かなサービスはヤマト運輸ならではなので、当然の結果かなと思います。
2023年のECニュースまとめ。1年をふりかえるコンサルタント座談会 | コマースデザイン
https://www.commerce-design.net/blog-staff/231218-consultant-discussion/
動きの多かった楽天に対し、Amazonは物流に注力していたイメージ。暑い夏と短い冬にどう対応するかもポイントになってきました。
2023年のEC業界を振り返る!コト消費・AI活用・宅配クライシス・ステマ規制などトレンドをおさらい | E-Commerce Magazine by futureshop
https://magazine.future-shop.jp/2023-ec-market
EC業界に限らずAIの影響が大きかった2023年。2024年も引き続きAIが話題になりそうです。
ヒートマップツール「Microsoft Clarity」のAI分析機能がヤバかったので紹介! | アミジャット
https://amijat.work/microsoft-clarity-ai
自社ECがある人は導入してみてください。ヒントがありますよ。
初心者に向いている楽天広告は?メーカーEC×楽天市場 投資対効果を高める必須条件を学ぼう | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/13668
一度売れてくればドカンと売れるのが「楽天市場」。広告を活用するのが手っ取り早いです。
楽天、財務省関税局と模倣品などの水際取締りに係る協力に関する覚書を締結 「楽天市場」における安心・安全の取り組みの一環として、知的財産侵害物品などの国内流通防止に関する連携を強化 | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/45000
Amazonは偽物や不良品に悩まされていますが、「楽天市場」はきっちりとした対応をするようです。
今週の名言
多くの失敗を乗り越え学んだクライアントワークにおける僕のセブンルール | Yoshi
https://note.com/yoshi_bpwire/n/n1828f930c122
不思議なもので、人は即レスする人間に好印象を持ちます。そして、「この人は、たぶん仕事ができる人なんだろうな」と思うのです。レスを早くするだけで、仕事できると思われるとか、超お得ですよね。
要チェックの記事に関連して。問い合わせへの早い対応が好印象になるのはどの世界も同じです。相手は困っているのですから。
筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法
森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税
この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
今回はECサイトに問い合わせをした経験がある人の調査です。ECサイトって注意書きが書いてあったとしても見逃すことがありますし、理解できないこともありますので、どうしても問い合わせが増えます。そんなときにどんな対応をすればよいかのヒントがあるはずです。