松原 沙甫[執筆] 6/11 8:00

ECサイト向けマーケティングオートメーション・CRMツール「EC Intelligence」の開発・提供を手がけるシナブルは、EC担当者に対して自社ECサイトにおける課題を調査し、その結果をまとめた。489人のEC担当者が回答した。

事前調査において、「自社ECサイトを保有」しBtoC事業のEC運営に関わっていると回答したEC担当者に課題を聞いたところ、「既存顧客からのリピート強化」が50.7%で最多。「新規顧客獲得」が50.3%、「商品/サービスの企画/開発」が47.4%、「コスト削減」が34.4%で続いた。

前回調査(2021年実施)では、「新規顧客開拓」が43.5%、「既存顧客の満足度向上」が35.7%だった。

自社ECサイトの運営に関する課題 シナブルは、EC担当者に対して自社ECサイトにおける課題を調査
自社ECサイトの運営に関する課題

自社ECの公式SNSアカウントを運用しているEC担当者に効果が高いと感じるSNSを聞いたところ、「Instagram」が48.4%で最も多く、「YouTube」が47.4%、「X(旧Twitter)」が42.4%で続いた。前回調査では、「Instagram」が47.4%、「YouTube」が42.2%、「LINE」が41.4%だった。

効果が高いと感じるSNS シナブルは、EC担当者に対して自社ECサイトにおける課題を調査
効果が高いと感じるSNS

ECサイトの運営・集客で最も費用対効果が高かったと感じた販促手法3つを選んでもらったところ、実店舗があるEC担当者は「SNS広告」が37.1%、「リスティング広告」が27.6%、「スマートフォンアプリ」が19.5%だった。

実店舗がないEC専業の担当者ではと、「SNS広告」が27.5%、「リスティング広告」が21.6%、「SNS(Instagram・X・Facebook・TikTok・YouTube」が20.6%だった。

費用対効果が高かったと感じた販促手法 シナブルは、EC担当者に対して自社ECサイトにおける課題を調査
費用対効果が高かったと感じた販促手法

調査概要

  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 調査対象:自社ECサイトを所有する企業のEC担当者(主にBtoC事業に関わる)
  • 調査期間:2024年3月25~27日
  • 回答者数:496人
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