画像を変えたら売上3倍! クリックされやすい画像の法則とは【ネッ担まとめ】
広告の写真を考えるとき「見られるものだし、せっかくだからキレイな写真を……」と思ってしまいますが、キレイ過ぎると商品を使う側の日常とギャップが生じてしまうかもしれません。「自然な画像」が好まれる世の中です。
バナーの写真はスマホで撮影したものでもOK
ついクリックしたくなる画像の特徴とは?スナップマート代表・岡洋介インタビュー | Marketing Native
https://marketingnative.jp/snapmart/
「便利で早くて安い」だけがネット売れる理由じゃない
Amazonとは真逆の体験。一点モノだけ扱う再入荷未定ショップが問いかけること。 | Business Insider Japan
https://www.businessinsider.jp/post-235533
まとめると、
- 「再入荷未定ショップ」には、一般企業での就労が困難な人が就労支援施設で製作した「一点物」のみが販売されており、全国16の施設から集まった200強の種類の商品が掲載されている
- 販売の要件は、①売れてしまえば文字通り「再入荷未定」になること、②大量生産が困難な一点物であること、③障害者が主体的に企画や制作に関与していること、④市場において競争力のあるアイテムであること
- 商品の撮影・ライティングから購入者への発送まで、すべて「再入荷未定ショップ」が行う。現場の負担を減らし、再入荷未定ショップの世界観を統一し、施設の方々に喜んでもらう意味もある
何でもそうですが、すぐにアマゾンで代替品を買えてしまうものって、あまり大切に扱われないと思うんです。でも一点物で再入荷未定だったら、大切に扱いますよね? 簡単に捨てないということは、ゴミになるまでの時間が長いということ。再入荷未定ショップは、SDGsの時代にマッチした取り組みになり得ると思いました
引用文だけを読むとAmazonに対抗したショップのように感じてしまうかもしれませんが、そんなことはなくて、コロナの影響で商品が納期通りに作れなくなった福祉施設のことを考えたショップです。何でもかんでも便利になっていく世の中でも、すべて便利でなくてもいいですしSDGsという取り組みもあります。SDGsをマーケに利用しようとするのではなくて、結果的にSDGsになっていれば自然と認知されていくはずです。
関連リンク
- 再入荷未定ショップ
https://www.sainyuka-mitei.com/
これだからGAFAは……という記事
アマゾンが掲げる「顧客第一」は“本物”なのか? 新たな反トラスト訴訟から見えた問題点 | WIRED.jp
https://wired.jp/2021/05/27/amazon-antitrust-lawsuit-cuts-to-core-of-identity/
まとめると、
- アメリカでアマゾンに対して起こされた反トラスト訴訟は出品者との契約で使っている、いわゆる「最恵国待遇条項」が争点。「最恵国待遇条項」とは出品者が自社サイトを含むあらゆるサイトでアマゾンより低価格で商品を提供しないよう要求するもの
- あるショップではアマゾン以外のモールで商品価格を下げたところ、「カートに入れる」ボタンや「今すぐ買う」ボタンが表示されなくなったが、価格を上げたら元通り表示されるようになった
- アマゾンは報道機関に電子メールで送った声明で、他の場所で低価格で販売する出品者を罰していることを否定はしなかった。むしろ「これは最終的には消費者のためになることだ」とほのめかした
アマゾンは幅広く取り揃えた商品を低価格で提供していることを誇りにしており、ほかのあらゆる店舗と同様に、競争力のない価格の商品をお客さまに対して目立たせないようにする権利を有しています。司法長官が求める措置は、奇妙なことに反トラスト法の核となる目的に反して、高い価格の商品をお客さまに対して目立つように表示させることをアマゾンに強いることになるのです
そういう条件でAmazonに出品しているといわれてしまえばその通りなんですが、他のモールの価格までチェックされたらたまらないですよね。そして、アマゾンの主張もひねくれているというかなんというか……。関連記事にもあるようにGoogleも自社に有利になるようなことをしているので、どれだけ口で良いことを言っていても行動が伴わないと信頼してもらえないですよね。
関連記事
- グーグルがAndroidユーザーの位置情報取得に関しアリゾナで訴訟、設定項目を見つけにくくしたと報じられる | TechCrunch Japan
https://jp.techcrunch.com/2021/05/31/google-made-it-harder-to-android-privacy-settings/
EC全般
shopify #053 出荷メールで安心を与える | 北山 浩 | メーカーEC担当責任者 | note
https://note.com/ec_zoe/n/n51161a76b404
決済方法によってShopifyの注文確認メールを出し分ける方法 | REWIRED
https://rewired.cloud/2021/06/03/shopify-customize-email-notification/
ちょっとした気遣いで良い印象を持ってもらえますよね。Shopifyの場合は日本人に合わせる意味もあります。
コロナ禍で海外からの売上4倍!タグ1行でウェブインバウンド対応「WorldShopping BIZ」 | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/9146
これは本当に便利! とりあえず入れてみるだけでもOK。
「置き配」の個人情報漏えいリスク低減を目的にヤマト運輸が「EAZY」に二次元コード伝票、EC事業者ではZOZOが導入 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/8758
置き配が当たり前になったことの証左。うまくいけばどんどん広がりそうですね。
メルカリと日本郵便、売れた商品に貼るだけでポストから発送可能な「ゆうパケットポスト発送用シール」開始 | ECzine
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メルカリはどんどん便利になっていきますが梱包だけは……。
楽天「ラクマ」の出品・取引代行サービス「ラクまるっと」の取引件数が直近4カ月で約2.6倍に | ECzine
https://eczine.jp/news/detail/9213
こちらも便利に。行政のリサイクル施設などと連携できれば良さそうなのですが。
フリマアプリユーザーの56.2%が「売上金はキャッシュレスのまま使う」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/8757
欲しいものがあるから売る。という動機もあるはず。
Shop Pay が Google へと拡大。その背景について | REWIRED
https://rewired.cloud/2021/06/01/shop-pay-on-google/
Googleから直接購入するにはShopifyが必要。このためだけにShopifyを使うのも面倒ですが……。
BASE、1年で新規に50万ショップ開設 急速なEC需要の高まり背景に累計150万ショップ突破 | MarkeZine
https://markezine.jp/article/detail/36459
「再入荷未定ショップ」さんもBASEで作られていますね。
今週の名言
企画がうまくいったら、ああ、よかったと思う。うまくいかなかったときは、トライしたことをよかったと認めて、結果を引きずらない。前へ前へと頑張るのみ
人口2万人の街で10万冊の書店が成り立つ理由―北海道の留萌ブックセンター(下) | nippon.com
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c07113/
過度に期待しない。うまくいかなくても引きずらない。これが成功の秘訣。
筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法
森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税
この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
まとめると、
画像1つで売上が3倍違うとなれば工夫しない手はないですよね。私も画像1つで大きくクリック率や売上が変わった事例を見てきましたので。
広告などに使う画像は「せっかくだから」という理由できれいなものを選びがちですが、実際に商品を使うときや旅行ではそんな光景には出合わないですよね。であれば、作りこまれたものよりも自然な感じの画像が良いので、バナーなどを作る際には気を付けたいですね。