【A/Bテスト】エントリーフォーム最適化テクニック9連発! コンバージョン率が高いランディングページの「申込方法」は?
◎ 売れるネット広告のノウハウを学べるセミナー情報を記事の末尾に記載しています。興味のある方はご覧ください!
ご無沙汰です。加藤公一レオです。かなり久々の連載投稿となるが(笑)、今後は読者の皆様に役立つ売れるネット広告社のノウハウを定期的にお届けしていくので、よろしくです!
今回は申込率が劇的に高いランディングページのエントリーフォーム、つまりは最強の「エントリーフォーム最適化(EFO)」のテクニックについて暴露しよう!!
ランディングページの成功に必要なのは、ズバリ申込率の高いエントリーフォームだ!
せっかくランディングページを最後まで読んでくれて、申込アイコンをクリックしてくれても、申込完了画面まで行ってもらわなければまったく意味がない。
ネット広告の担当者にとって、この”カゴ落ち”といわれるランディングページでの離脱問題は、常に頭の痛い問題だが、今回は売れるネット広告社が過去16年間で何百回もの【A/Bテスト】を繰り返して培った”カゴ落ち防止のノウハウ”をお伝えしよう。
訪れてくれた人が申込完了画面までに離脱しないランデイングページのエントリーフォームには何が必要なのか? クイズ方式にしてみたので、あなたもどちらの効果が高かったのか、AかBかを予測してみてほしい。
コンバージョン率が高いランディングページの申込方法はどっちだ!?
【A】「ランディングページ」からショッピングカートにつなげる
【B】「ランディングページ」を“申込フォーム一体型”にする
正解は【B】!
「ランディングページ」からショッピングカートにつなげる
過去16年間で何百回もの【A/Bテスト】を繰り返した結果、離脱率が低く、申込率が最高に高いランディングページは、“申込フォーム一体型”ランディングページである!
ランディングページを制作している90%以上の通販会社が、申込アイコンを押した瞬間に本サイトのショッピングカートシステムに移動させてしまっている。「せっかく本サイトのシッピングカートシステムがあるのでそれを使おう」という判断なのだろう……。
この際はっきり言っておく。ズバリ、ショッピングカートはランディングページとの相性がものすごく悪い! 最悪だ!
何が最悪かというと、日本の平均的なショッピングカートは、ランディングページから申込完了までに平均で8つのページ移動がある。“8つも”だ。
つまり、せっかくランディングページでその商品に興味を持っても、クソ面倒くさい“8つ”のページを移動しないと申込みを完了することができない。
申込完了画面までの移動ページが多いと、せっかく広告とランディングページで購買意欲を高めた人が、商品に対して急激に冷めていく……。
そしてページ移動が進むたびにバケツの穴から水が漏れるようにどんどん離脱していってしまい、誰も申込完了画面までたどり着かないのだ。
では、この通称“カゴ落ち”と呼ばれる離脱を防ぐためにはどうすればよいのか?
答えは簡単。ズバリ、単純にランディングページから商品購入までの移動を短くすればよいのだ。
せっかく作ったランディングページからショッピングサイトのカートにつなぐ構造をさっさとやめて、ランディングページと「申込フォーム」を“一体型”にしてしまえば良いのだ!
ランディングページの中に申込フォームを設置し、これを記入したら入力内容確認画面があり、その次に申込完了画面というシンプルな構造にすることで、たった“3つ”のページ移動で商品を購入できるようになり、劇的にランディングページのコンバージョン率が上がるのだ。
私の経験則上、“フォーム一体型”のランディングページで、コンバージョン率はさらに約1.5倍〜2.5倍上がる!実際に世の中で成功している通販のほとんどが“フォーム一体型”のランディングページである。
読者の皆様の中でまだ”フォーム一体型”のランディングページにしていない方がいれば、”今すぐ”実践してみてほしい。コンバージョン率が必ず改善される。
申込フォームをランディングページ一体型にしたところで、続いては申込フォームでコンバージョン率を上げる「エントリーフォーム最適化(EFO)テクニック」を大暴露しよう!!
最強のエントリーフォーム最適化(EFO)テクニック!
「エントリーフォーム最適化(EFO)」とは、ネット上の入力フォームでの手間を減らし、より短い時間で正確に入力完了できるように、ユーザに合わせて入力フォームを最適化する事だ。
ランディングページで多くの人が離脱するポイントは申込フォームだが、その理由は単純に「面倒くさい」「エラーがうっとうしい」である。タッチタイピングの早いこの私でさえそう思うのだから、一般の人はなおさらそう思っているのだ。
せっかく申込フォームまできてくれたのに、入力が面倒くさくて離脱してしまうのは非常にもったいない!! かなりもったいない!! 申込フォームでの入力の手間や時間を減らせばコンバージョン率は上がる!
また不適切な入力によるエラーをゼロにすることも重要である。つまり、使いにくさを軽減し、入力しやすい最新の補助機能がついた申込フォームを使うとコンバージョン率は上がる!
そこで、何百回と行ってきた【A/Bテスト】の結果に基づいて最適化してきた、コンバージョン率が上がる「エントリーフォーム最適化(EFO)テクニック」をクイズ形式でご紹介しよう! では、始めよう!
【A/Bテスト】エントリーフォーム最適化(EFO)9連発!!
- EFOテクニック① 文字の大きさ・見やすさ
- EFOテクニック② 必須項目と残りの項目数
- EFOテクニック③ ふりがなの自動入力
- EFOテクニック④ 郵便番号による住所の自動入力
- EFOテクニック⑤ 全角・半角の自動切り替え
- EFOテクニック⑥ 入力不備の指摘
- EFOテクニック⑦ 申込ボタンを表示するタイミング
- EFOテクニック⑧ 商品画像の表示
- EFOテクニック⑨ フォローメールのオプトイン
EFOテクニック① 文字の大きさ・見やすさ
【A】フォームの文字は大きくても小さくてもいい
【B】フォームの文字は大きくする
正解は【B】!
フォームの文字は大きくする
ネット通販を利用する人のほとんどが30歳以上の中年〜シニア層なのだから一般的な申込フォームより、フォームの枠やフォントを大き目にして入力しやすくしてあげると、彼らにとってはとても見やすい。
また、未記入の部分のフォームの枠内をグレーにすることで、心理的に記入項目が少なく見え、コンバージョン率は上がる!
EFOテクニック② 必須項目と残りの項目数
【A】必須項目の残りの数を明確にする
【B】残り何個必須項目があるかは表示しない
正解は【A】!
必須項目の残りの数を明確にする
必須項目にはしっかりと目立つ白抜きテキストで「必須」と書き、一目で分かるようにすることだ! 必須項目をちゃんと入れないとエラーになりコンバージョン率は上がらない。
あと、必須項目の残りの数を表示することにより、あと何個記入が必要なのか先が見え、コンバージョン率は上がる!
EFOテクニック③ ふりがなの自動入力
【A】名前を入力すると自動でふりがなが入力される
【B】名前とふりがなはどちらもそれぞれ入力する
正解は【A】!
名前を入力すると自動でふりがなが入力される
日本では漢字とふりがなという項目があり、これを両方入力するのはかなり面倒だ。
そこで、少しでも入力の手間をなくすために、お名前欄に漢字で入力すると、すぐに下のふりがな欄に自動的にふりがなが入力されるようにすると、コンバージョン率は上がる! キーボードやスマホで入力が苦手な人にとってはこういう配慮はとても嬉しいものだ。
EFOテクニック④ 郵便番号による住所の自動入力
【A】郵便番号を入力すると自動で住所が入力される
【B】郵便番号も住所もどちらもそれぞれ入力する
正解は【A】!
郵便番号を入力すると自動で住所が入力される
ほとんどの申込フォームはいまだに、郵便番号を入力させ、都道府県を選択させ、住所を入力させるという非常に面倒なものだ。
7ケタの郵便番号を入力すると、すぐに下の都道府県と住所欄に該当の住所が自動的に入力されるフォームにしておくと、コンバージョン率は上がる!!
ふりがなの自動入力と同じように、キーボードやスマホで入力が苦手な方にとってはこういう配慮もとても嬉しいものだ。
EFOテクニック⑤ 全角・半角の自動切り替え
【A】入力フォームの全角・半角が自動で切り替わる
【B】入力フォームの全角・半角は入力者で切り替える
正解は【A】!
入力フォームの全角・半角が自動で切り替わる
ほとんどの人がそうだと思うが、英数文字の全角と半角は区別がしにくい。それに気付かず、申込フォームを入力して、そのまま申込みボタンを押すとエラーになってしまい、コンバージョン率が上がらない。
そこで、お名前など全角で入力するフォーム項目では全角に自動切り替え、電話番号やメールアドレスなど半角英数字で入力するフォーム項目では半角に自動切り替えさせるとコンバージョン率は上がる!
EFOテクニック⑥ 入力不備の指摘
【A】入力の不備をリアルタイムで指摘する
【B】入力中に入力不備は分からない
正解は【A】!
入力不備をリアルタイムで指摘する
申込フォームで離脱する2番目の理由はエラーである。エラーが多発したらほとんどの人は逃げていく……。
ほとんどの申込フォームは、全フォーム項目を入力して最後に申込ボタンを押した瞬間に、「申し訳ございません。入力内容に不備があるようです」などと不備の項目を赤くして、後出しで指摘するものである。
どうせ不備を指摘するなら、誤りがあったその時、“リアルタイム”で指摘するべきだ! フォーム項目を入力した瞬間に“バルーン形式”で“リアルタイム”に不備を指摘するとコンバージョン率が上がる!
EFOテクニック⑦ 申込ボタンを表示するタイミング
【A】必須項目がすべて入力されると申込ボタンが表示される
【B】申込ボタンは最初から表示されている
正解は【A】!
必須項目が全て入力されると申込ボタンが表示される
何度も繰り返すが、ほとんどの人が申込フォームでのエラーが大嫌いである。特に全フォーム項目を入力して、最後に申込ボタンを押した瞬間に、エラー表示が出るとコンバージョン率は下がる。
人が起こす一番多いエラーが実は必須項目の入力忘れである。そこで、すべての必須項目を正しく入力するまで申込ボタンが現れないようにすれば、この問題は解決する。
テクニック⑦の「入力の不備をリアルタイムで指摘する」と組み合わせることにより、申込フォームでのエラーは100%なくなり、コンバージョン率は上がる!
EFOテクニック⑧ 商品画像の表示
【A】申込フォームの背景にうっすら商品画像をのせる
【B】申込フォームの背景には何ものせない
正解は【A】!
申込フォームの背景にはうっすら商品画像をのせる
私のようなタッチタイピングがかなり早い人にとっても、申込フォームの入力は面倒くさいものである。
モチベーションを少しでも上げた方が申込フォームを入力完了してくれる可能性が高い! そこで、”超細かい”テクニックではあるが、申込フォームの背景にうっすら商品画像を掲載しよう。
「この申込フォームを入力したら、すぐにこの商品が届く」と暗に思わせることにより、申込者のモチベーションが上がり、コンバージョン率も上がる!
EFOテクニック⑨ フォローメールのオプトイン
【A】フォローメールのオプトインは必須にする
【B】フォローメールのオプトインは任意にする
正解は【A】!
フォローメールのオプトインは必須にする
最後に、今後のCRM(引上・リピート)に大きく関わる重要な部分についてお伝えしたい。
多くの通販会社は申込フォームの一番の部分に2つのチェックボックスを用意している。
1つ目が「個人情報規約(プライバシーポリシー)の同意」、2つ目が今後、メルマガやフォローメールを送って良いか許可をもらう「メールのオプトインの同意」だ。この項目の設置に関しては、法律で定められている。
すべての通販会社は「個人情報規約(プライバシーポリシー)の同意」は“必須”にしているが、なぜかほとんどの通販会社は「メールのオプトインの同意」に関しては“任意”にしている。
その結果、任意にしている「メールのオプトインの同意」に関しては60%の人がチェックを外してしまうのだ。つまりは今後CRMができる対象を自らの手で半分以下にしているのである。
はっきり言ってこれは通販会社にとって自殺行為だ!
通販会社とダイレクトマーケティングの本質は、初回申込みをキッカケとし、その後半永久的にリレーションを取り続けることにある。
それなのに「メールのオプトインの同意」を任意にして、今後CRM可能な人を半分以下にしてしまっているのだ。そんなことをしたら、その後の引上率・リピート率は上がるわけがない。
「メールのオプトインの同意」は絶対に“必須”にしよう!つまりは「弊社からのお得な情報を受け取る」という「メールのオプトインの同意」のチェックボックスをチェックしないと、申込みができないようにするのだ。
そうすることにより、今後CRMができる対象が40%から100%と2倍以上になり、その後の引上率・リピート率が大幅に上がる!
まとめるとコンバージョン率改善のポイントは2つ!
- フォーム一体型のランディングページにして申込完了画面までのページの移動を短くすること!
- 最新のエントリーフォーム最適化(EFO)の機能が搭載された申込フォームにすることで、フォーム入力の手間を減らし、より短時間で正確に入力完了できるように、ユーザに合わせて入力フォームを最適化すること!
“今すぐ”この2つのノウハウを実行して、コンバージョン率を改善してほしい。
次回は、通関会社にとって最重要ともいえる施策、”アップセル”のノウハウについてお話したい。実は、売れるネット広告社の肝となっているノウハウが”アップセル”である。お楽しみに♪
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