ヤフーショッピング出店者向けのカスタマイズしたクリック課金型広告を8月末に開始、ヤフー
露出を増やして集客と売り上げを伸ばしたいという声を上げていたEC企業の要望に応える
2014年8月6日 19:34
ヤフーは8月末、「Yahoo!ショッピング」出店者向けにカスタマイズしたクリック課金型広告サービス「Yahoo!プロモーション広告」の提供を始める。出店者が運用型広告を効果的に運用し、店舗の集客力を高めるようにするのが目的。店舗数は現在、「eコマース革命」前と比べ11万店増の13万店舗に拡大している。露出を増やして集客と売り上げを伸ばしたいというEC企業の要望に応える。
「Yahoo!プロモーション広告」は、検索結果に広告を表示する「スポンサードサーチ」と、 「Yahoo!ニュース」や「ヤフオク!」などのコンテンツページに広告を表示する「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」の総称で、販売促進につなげるクリック課金型の広告サービス。申し込みは8月末から開始する予定。
インターネット広告の効果を測るためのコンバージョンタグ、リターゲティングタグ、アクセス解析タグを「Yahoo!ショッピング」のサイト内に標準設定。「タグの設置」という技術的障壁をなくし、簡単にタグを使った広告運用ができる。
約1億という閲覧数の「Yahoo!ショッピング」を利用したリターゲティングが可能。訪問者が少ない出店者でも、開店当初から大規模にリターゲティング広告が配信できる。
1度サイトを閲覧したことがあるネットユーザーに再アプローチでき、「Yahoo!ショッピング」サイト内の閲覧データや各カテゴリのアクセス歴なども利用することができるようになる。過去の閲覧履歴を判別した広告掲載や商材に合わせたターゲティングが行えるようになることで、見込み顧客に効果的にアピールできるとしている。