EC事業者団体などが「楽天市場」について楽天と意見交換するアドバイザリーパネルとは?
一般財団法人日本電子商取引事業振興財団(J-FEC)、一般社団法人イーコマース事業協会のトップなどが外部有識者として参加する
楽天は2月19日、「楽天市場」のサービス向上などを目的に改善活動などを検討・実施する「楽天市場 品質向上委員会」に、EC事業者関連団体など外部有識者で構成するアドバイザリーパネルを設置したと発表した。
アドバイザリーパネルは、EC事業者団体や消費者団体などから6人で構成している。
- 一般財団法人日本消費者協会 理事 河野 康子氏
- 一般社団法人ECネットワーク 理事 沢田 登志子氏
- 一般財団法人日本電子商取引事業振興財団(J-FEC) 代表理事 曽根原 千秀氏
- 公益社団法人全国消費生活相談員協会 理事長 増田 悦子氏
- 弁護士法人英知法律事務所 弁護士 森 亮二氏
- 一般社団法人イーコマース事業協会(EBS) 理事長 吉村 正裕氏
![「楽天市場」のサービス向上などを目的に改善活動などを検討・実施する「楽天市場 品質向上委員会」に、EC事業者関連団体など外部有識者で構成するアドバイザリーパネルを設置](http://netshop.impress.co.jp/sites/all/modules/bancho/bancho_lazyload_img/assets/blank.gif)
アドバイザリーパネルのメンバーなど
楽天は2014年、マーケットプレイスの健全化を目的に「楽天市場 品質向上委員会」を設立。ブランド模倣品といった権利侵害品や偽サイト、商品の品質表示に関する品質管理など、外部団体や行政の協力を得ながら対策を講じてきた。
アドバイザリーパネルの設置は、「業界団体に集まっている意見を吸い上げることで、市場の事業運営に生かしていきたい」(楽天)と説明。野原彰人執行役員コマースカンパニーCOO&ディレクターは次のようにコメントしている。
「楽天市場」はこれまでもより一層の品質向上のために、常に最善を尽くして参りました。この度、2014年に設立した「楽天市場 品質向上委員会」に新たにアドバイザリーパネルを設置し、EC事業者視点、消費者視点、中立的な視点と各方面の方から客観的にご意見をいただくことで、現状の「楽天市場」のサービス内容に満足することなく、より一層の高みをめざし、より開かれた「楽天市場」のサービス提供を目指していきたいと考えております。
同日、第1回となる「楽天市場 品質向上委員会 アドバイザリーパネル」を開催。「楽天市場」の出店規約やガイドライン、今後の課題について楽天が説明した後、アドバイザリーパネルで意見交換が行われたという。
「楽天市場品質向上委員会 アドバイザリーパネル」は定期的に開催する予定。
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