Googleの検索とは違う、売り手を考えた「メルカリ検索」の仕組みとは?【ネッ担まとめ】
メルカリは売り手と買い手が同じ検索結果を見ます。ここが根本的にGoogleなどと異なる点ですね。どちらかに偏ると売れなくなるというデータがとっても興味深いです。
メルカリ検索は売るための検索
メルカリが検索結果に「売れた商品」も表示するのはなぜ? 商品検索におけるUI/UXの考え方 | ログミーTech
https://logmi.jp/tech/articles/321231
選ばれるための努力をしてますか?
「どんなに売上がキツくてもこれだけはやる」があるか? To be first callを編集部に聞く | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/6650
まとめると、
- 小売が目指すべきは「この商品なら、とりあえずここを探しておけばまあ間違いないだろう」と思ってもらえる存在になることこと
- 選ばれる企業は毎月の売上もシビアに見ながら、長い目で見た施策も必ず続けている
- 「自分たちがどうしたいか」より「お客様にどう思っていただくか」を意識している
余裕がないながらも、何か1個を買ってもらうこととは別に、お客様と長くつき合っていくために、ファンになってもらうために、どんなに売上がきつくてもこれだけは絶対にやろうというのものが必要なのではないかと、皆さんにお話をおうかがいして感じました。
─ECzine編集部 中村氏
どんなにきつくても続けていることがあるから認知され、ブランドになり、選ばれる企業になるということですね。続けていることが会社の理念につながっていることも必須です。売上がないからといって値引きをしても、売れないかブランドを毀損するだけです。
「知っている」に勝る信頼感なし
シニア層が使うECサイト上位は「楽天市場」が8割、「Amazon」が7割、「Yahoo!ショッピング」は5割超 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6476
まとめると、
- インテージの調査によると、シニア層が利用するECサイトは「楽天市場」が83.3%で最も多く、「Amazon」が70.3%、「Yahoo!ショッピング」は52.9%。
- シニア層はインターネット上で話題になっているものや、口コミへの関心は低く、実際に自分で試して、より良いものを自分で選んで発見するという意識が見られる
- シニア層にアプローチしたい企業は「スマホに特化しすぎないこと」「話題性より信頼性を高めること」
3大モールに偏る理由は「信頼性」=知っているということなんでしょうね。お得感よりも安心感が優先されるようです。ただ、お金に余裕があるかどうかにも影響されるので、保有資産とか貯金残高とかの軸のデータがあるともっと参考になったと思います。
EC全般
新規顧客獲得の極意 そのために必要な視点と注意すべきポイントとは | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/6657
「ロイヤリティの高いお客様を獲得できた経路に、予算を配分していく」。リピートしてもらってなんぼです。
【楽天ペイ第三弾】導入後「ここが困る!」の声から考えた、問題の具体例と解決策 | コマースデザイン
https://www.commerce-design.net/blog-staff/190521-rakutenpay/
マネジメント層にとっては些細なことかもしれませんが、現場にはとても重要なこと。
ZOZOTOWNの「ツケ払い」をリアル店舗にも提供、ZOZO子会社のアラタナとコイニーが共同で | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6483
メルペイでメルカリの売上がリアルで使えるようになって、ZOZOはツケ払いを実店舗にも拡張。囲い込み方法は多様化しています。
配送料の値上げはいつまで続く……宅配大手は収益改善、食品通販・EC業界は大打撃 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6479
売上が増えて荷物は増えて送料が上がって利益だけが減る。こうならないように適切な値付けを。
「良い値上げと悪い値上げ」その内容と対処法 -- 今後も断続的にあるので、今すぐ対策を! | 商業界オンライン
http://shogyokai.jp/articles/-/1728
上記の記事に関連して。値上げは計画的にじわっと。
マンガでわかる子供のための"商売の基本" | プレジデントオンライン
https://president.jp/articles/-/28710
書籍のダイジェストです。子ども向けの本ですが大人が読んでもためになる本でした。
中国ECを攻略するために重要な「WeChat」の「ミニプログラム」とは? | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6472
中国にいれば当たり前でも、日本にいるとわからないことがは多いですね。
今週の名言
「芸人がこれを言い出すと120%売れない」という言葉 それは「事務所が何もしてくれない」
─カンニング竹山
「これを言い出した芸人は一生売れない」カンニング竹山が持論を展開 | AbemaTIMES
https://abematimes.com/posts/7004265
他人のせいにしているうちは結果が出ません。自分で突破するための努力が必要ですね。
筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法
森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税
この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
まとめると、
メルカリは「CtoC」とか「フリマアプリ」と言われていますが、実際は「売るためのアプリ」ということでした。だから、売れてしまった商品のデータがないと、売り手がいなくなって売れなくなるということなんですね。単純に検索のシステムをいじっているだけではわからない、ユーザー行動を分析した良い事例です。