総合ECサイトのメイン利用は「Amazon」が52%、「楽天市場」は28%、「Yahoo!ショッピング」は11.3%【ネット通販利用調査】
MMD研究所はコロプラが提供するインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」と共同で「2020年5月総合EC・ネットスーパー利用動向調査」を実施した。
調査の結果、メインで利用するECサイト1位は「Amazon」、ネットスーパー1位は「イオンネットスーパー」だった。調査対象はスマートフォンを所有する18歳~69歳の男女2,128人。期間は2020年5月13日~5月18日。
認知度、利用度ともにAmazonがトップ
調査対象者に「総合EC(モール)の認知度」について聞いたところ、「Amazon」(97.1%)がトップ。次いで「楽天市場」(95.1%)、「Yahoo!ショッピング」(92.5%)と続いた。
「総合ECを知っている」と回答した人にECサイトの利用経験を聞いたところ、「現在利用している」「以前利用していたが、今は利用していない」を合わせて「Amazon」(81.6%)が最多。次いで「楽天市場」(74.8%)、「Yahoo!ショッピング」(56.3%)だった。
「現在も総合ECを利用している」と回答した人に、メインで利用している総合ECを聞いたところ、トップは「Amazon」(52.0%)で、「楽天市場」(28.7%)、「Yahoo!ショッピング」(11.3%)と続いた。
ネットスーパーは「イオン」が最多
調査対象者に「ネットスーパーの認知度」を聞いたところ、「イオンネットスーパー」(62.3%)が最多。続いて「イトーヨーカドーのネットスーパー」(46.5%)、「楽天西友ネットスーパー」(37.5%)だった。
「ネットスーパーを知っている」と回答した人にネットスーパーの利用経験を聞くと、「現在利用している」「以前利用していたが、今は利用していない」を合わせて「楽天西友ネットスーパー」(11.2%)がトップ。「イオンネットスーパー」(10.5%)、「イトーヨーカドーのネットスーパー」(9.0%)と続いた。
「現在もネットスーパーを利用している」人にメイン利用のネットスーパーを聞いたところ、1位は「イオンネットスーパー」(38.7%)。「楽天西友ネットスーパー」(30.3%)、「イトーヨーカドーのネットスーパー」(20.2%)と続いた。
メリットは「自宅で受け取れる」、デメリットは「実物が見られない」
総合ECまたはネットスーパーの利用経験がある人に、インターネットで商品を購入する際に良かった点を質問。「自宅まで届けてくれる」(56.7%)が最多で、「ポイントが貯まる」(52.2%)、「24時間いつでも購入できる」(52.0%)と続いた。
購入する際に困った点の1位は「実物が見られない」(49.3%)。2位以降は「送料がかかる」(46.4%)、「買ってから届くまで少し時間がかかる」(28.0%)だった。
調査実施概要
- 調査タイトル:「2020年5月総合EC・ネットスーパー利用動向調査」
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2020年5月13日~5月18日
- 調査対象:スマートフォンを所有する18歳~69歳の男女
- 有効回答:2,128人
- 設問数:20問
- 設問について:総合EC(モール)について、ZOZOTOWN、ニッセン、メーカー・ブランド公式(ユニクロ、ニトリなど)、小売店公式(ヨドバシカメラドットコム、ヤマダウェブコムなど)などの一部に特化したECは除く