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商品ジャンルだけで正確な分類はできない
コツ4の「EC4タイプ理論」では、商品ジャンル別にタイプ分類を説明してきました。しかし、これはわかりやすくするために、簡単に分類したもので、厳密には商品ジャンルだけで分類することはできません。
例えば、同じ家電販売でも、ビックカメラとトーカ堂とアマダナを比べてみてください。それぞれ「型番商品を多数扱っている」「少ない商品を丁寧に販売」「メーカー直販」と、売り方がまったく違います。同じように「無農薬野菜の直販店」と「業務用スーパー」は違っていて、「無添加オリジナル化粧品」と「大型ドラッグストアチェーン」も違います。
このように、取り扱い商品だけでは所属タイプを判断することはできないので注意しましょう。
また、1つの店に、複数のタイプの特徴が当てはまる場合もあります。例えば、「スキー用品専門店」は、一見ニッチタイプですが、実はブランド商品が多くて価格競争も激しいため、有名ブランドタイプの側面もあるのです。このように、同じ商品ジャンルでも、タイプが違うことも多いので、取り扱い商品だけでタイプ分類し、自店のタイプを誤解することのないよう気を付けましょう。
36の質問に答えて自分のタイプを調べる
次ページのECユニオンの「タイプ診断ツール」を使って、自店舗のタイプを調べてみましょう。36個の質問に、「当てはまるかどうか」を選んで答えていくと、最終的に自店舗がどのタイプに該当するかが表示されます。
前述の通り、複数のタイプにまたがっているケースもあるので、その場合は、最も当てはまるタイプと、次に当てはまるタイプの2つが表示されます。どのタイプかを理解することで、より自店舗に合った販促施策を優先的に実践することができるはずです。ぜひ調べてみてください。
診断ツールの使い方
ECユニオン(http://ec-union.jp)のページをWebブラウザで表示します。
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2 診断についての説明を確認して[診断を開始する]をクリックする。
3 36個の質問に「すごく当てはまる〜全く当てはまらない」で答え、[診断する]をクリックする。
4 診断結果が表示される。ページをブックマークすればいつでも確認できる。
こんにちは、著者の川村トモエです。
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