コロナ禍で「LINEギフト」の流通総額が3倍以上。新コミュニケーション広告の開始&百貨店や有名ブランドも参加

コロナ禍で友人らと会えない状況が続いていることから「LINEギフト」の利用が急増。2020年7~9月における月間平均流通額は、前年同期間比で3倍以上に増加している

石居 岳

2020年10月20日 9:00

「LINE」のトークを通じて友だちとギフトを贈り合うことができるコミュニケーションサービス「LINEギフト」の流通総額が増えている。

コロナ禍で友人らと会えない状況が続いていることから利用が急増。2020年7~9月における月間平均流通額は、前年同期間比で3倍以上に増加している。

「LINEギフト」は友人などの住所を知らなくても、商品との交換や割引できるコードをLINE上で贈るコミュニケーションサービス。お礼を言いたいとき、季節イベント、ライフイベントなどのシーンで利用されているという。

利用が急増している理由として、LINEは次のように説明している。

コロナ禍において、気軽に会うことが難しくなってしまった昨今、「LINEギフト」は“会えないけど気持ちを伝えたい”というユーザーの気持ちを実現するサービスとして支持されている。

「LINEギフト」の利用者は、贈り手・受け手ともに女性の割合が高い。利用する年代は男女ともに20代が30%以上を占めている。

「LINEギフト」の利用者属性
「LINEギフト」の利用者属性

こうした状況を受けLINEは10月16日、「LINEギフト」の新たな広告メニュー「サンクスギフト」の提供をスタートした。広告主が提供するスポンサードギフトを、ユーザーからユーザーへ無料で贈ることができるというもの。

「LINEプロモーションスタンプ」のように、ユーザー間のコミュニケーション用途で使われる広告として、ユーザーからユーザーへギフトするというモーメントにタイアップする。ばらまき型のサンプリングなどでは実現できない、ユーザー起点での商品・ブランド体験をユーザーに提供することが可能になるとしている。

LINEは「LINEギフト」の新たな広告メニュー「サンクスギフト」の提供をスタート
「サンクスギフト」について

スポンサードギフトは「LINEギフト」の専用キャンペーンページに掲出。キャンペーンページへは、2000万人以上の友だち数(2020年10月時点)を擁する「LINEギフト」のLINE公式アカウントや、トップページバナーから移動できる。

クリスマスやバレンタインといった季節イベント、誕生日、進学、結婚などのライフイベントなどの利用を見込む。

なお、「LINEギフト」には有名企業の参加が相次いでおり、京王百貨店や「ルタオ」を展開するケイシイシイなども10月までにショップを開設した。

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