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EC事業の成長、そしてECを運営する組織と人材を成長させるために、なぜデータ活用が欠かせないか。「基礎からはじめるEC事業」をテーマに、「データ活用」の重要性、利活用のポイントを解説していきます。

EC事業におけるデータの重要性とは?

「Check=評価」のためにデータを活用

アナログの時代には収集と集計にコストとリソースがかかっていたデータですが、デジタルの時代になり、リアルタイムに収集と集計ができるようになりました。

それに伴い、Eコマース事業のみならず、インターネットを活用したビジネス、デジタルを活用したビジネスにおいてデータの利活用が欠かせない時代になってきています。なぜなら、データの収集と集計が容易になったことで、日々のPDCAサイクルにおける「C」、つまり「Check=評価」がしやすくなったからです。

EC運営業務は日々の成果をデータ化することで、1つひとつの業務を“評価”することができます。EC事業が「経験と勘」だけでやるものではなく、データという「理論と理屈」を土台に備えておかなければいけないのはそのためです。

「経験と勘」「理論と理屈」をかけ合わせてハイブリッドな判断を日々行い、PDCAサイクルを回していくことがECのマーケティングの本筋です。

社内にたまったデータ、うまく活用できていますか?

ECを事業の柱に育てるためにデータ活用を習慣化する

しかし、多くの会社にはアナログ時代のマーケティングの習慣が根付いているため、データはあれども十分に活用できていないのが現状です。逆に言えば、データ活用の習慣化を組織と人材に根付かせることこそが、ECを「事業の柱」に育てるために先んじて投資したい一手だとも言えます。

さて、ここでみなさんに質問です。“昨日のEC事業の売り上げ”がいくらだったかを知っていますか? EC事業の運営担当者、責任者の方は自分自身が売り上げの数字をスッと答えられるか。EC事業を運営する経営者の方は担当者、責任者の方が売り上げの数字をスッと答えられるか確認してみてください。さてどうでしょうか。

もしかしたら、「あれ?いくらだったかな?」と首をかしげる方も多いかもしれません。先月の月商は記憶しているけれども、昨日の日商はいくらで、その金額の前の日との増減比は……。

昨日の日商ですから、「記憶」というよりも実は「確認」ですよね。データ活用の最初のステップは、この「昨日の売り上げを確認する」ことにあります。データ活用と聞いて、「30代女性の購入数上位40%はこの商材」というようなデータを想像した方は意外だったかもしれません。

データ活用最初のステップは「昨日の売上確認」

データ活用の最初のステップは、「昨日の売り上げを確認する」こと。ここにはデータを活用するために大切なポイントが隠れています。

1つは、売り上げというデータを「頭の中(もしくは自社独自の管理表)に残した」状態にすることです。「昨日の売り上げがいくらだったか?」と聞かれたとき、ECサイトのダッシュボードを閲覧したり、データベースを集計したりすれば昨日の日商は算出できます。ただ、これはデータを「残した」状態ではなく、システムの中に「残った」状態。データは「残った」状態ではなく、「残した」状態にすることで活用につながっていきます。

2つ目は、EC事業を進めるにあたって最も重要な「売り上げ」というデータ項目を、まずは徹底的に確認すること。日々、ECの運営業務を行い、マーケティング活動や改善活動を進める目的は、すべて売り上げのためです。売り上げは、チームメンバーによる成果の集合体によって作られるものなので、仕事の判断基準の優先順位第1位は、「売り上げ」というデータ項目になるはずです。

売り上げを確認せず、「30代女性の購入数上位40%はこの商材」のようなデータばかりを確認していると、正に「木を見て森を見ず」の状態になります。データ活用の基本は、「上流の大きな項目からチェックする」と覚えておいてください。

編集部からお知らせ

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石田 麻琴

株式会社ECマーケティング人財育成

石田 麻琴(いしだ・まこと)

株式会社ECマーケティング人財育成 代表取締役

早稲田大学卒業後、ネット通販企業に6年間従事。ECの責任者として、ヤフーショッピング月間ベストストア8回受賞。全国第1位を獲得。ネット通販を中心としたWebビジネス支援の株式会社ECマーケティング人財育成を設立。EC・Web企業を支援。
BPIA/Webビジネス研究会ナビゲータ、協同組合ワイズ総研理事。

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