菓子のシャトレーゼ、公式ECで新サービス「eギフト」を開始。URLだけで贈れる利便性でギフト利用を促進

提供にあたってはギフティの法人向けサービスを利用。ブランドの公式ECサイトに直接、eギフトシステムをつなぎこみ、ファンによる利用促進、拡大を見込む

高野 真維

2024年5月22日 7:00

菓子専門店を実店舗とECで展開するシャトレーゼは、自社ECサイト「シャトレーゼオンラインショップ」で、住所がわからなくてもメールやSNSで手軽にギフトを贈れる「シャトレーゼeギフト」を始めた。

URLを送信するだけでギフトを贈れる「シャトレーゼeギフト」(画像はシャトレーゼのコーポレートサイトから編集部がキャプチャ)
URLを送信するだけでギフトを贈れる「シャトレーゼeギフト」(画像はシャトレーゼのコーポレートサイトから編集部がキャプチャ)

ライフスタイルが多様化するなかで、場所や時間にとらわれず贈り物ができるソーシャルギフトのニーズ増に対応した。

券種を6種類展開する「シャトレーゼeギフト」の一例
券種を6種類展開する「シャトレーゼeギフト」の一例

「シャトレーゼeギフト」は、シャトレーゼの公式オンラインショップ限定で購入、利用できるデジタルチケット。ユーザーは会計の際、金券として利用できる。券種は6種類を展開。券面のデザインは、通年タイプのほか、イベントや季節に合わせたタイプも用意している。特徴は次の通り。

  • LINEやメールなどで手軽に贈れる
  • 受け取り手が、好きなタイミングで好きな商品を選べる
  • ギフトシーンや予算に合わせて、贈り手がさまざまな価格から選べる
デザインは通常タイプのほか、イベントや季節に合わせたタイプも展開(画像は「シャトレーゼオンラインショップ」から編集部がキャプチャ)
デザインは通常タイプのほか、イベントや季節に合わせたタイプも展開(画像は「シャトレーゼオンラインショップ」から編集部がキャプチャ)

eギフトプラットフォーム事業を手がけるギフティの法人向けギフト販売システム「eGift System」を導入して実現した。シャトレーゼは「eGift System」とのシステム連携により、既存の公式オンラインショップでeギフトを販売している。

ギフティは従来、ブランドが自社チャネルでeギフトを販売する場合、eギフト専用の販売ページを設けていた。ギフティによると、公式オンラインショップに直接、eギフトシステムをつなぎ込むのは今回が初めて。eギフトの販売ページにブランドのファンがたどり着きやすいといった利点がある。

「シャトレーゼeギフト」概要

  • 券面・価格:1000円、3000円、5000円、1万円、1万5000円、2万円
  • 販売ページ:シャトレーゼオンラインショップ
  • 有効期限:購入日から3か月後の月末まで

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