LINE@の通販サイト利用などが急増、EC企業や個人への解放後1か月で新規開設が10万件増加
従来メルマガで行っていたキャンペーン訴求と同等の売り上げを記録した事例もある
LINEは3月17日、無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」を通じて提供するビジネスアカウント「LINE@(ラインアット)」のアカウント開設数が24万件を突破したと発表した。2月に実施したECサイトなどへのアカウント解放後、約1か月で約10万件が新たに新規開設。ECサイトや個人のアカウント開設が急増した。
EC事業者や個人も「LINE@」を利用できるように刷新したは2月12日。投稿に通販サイトへのリンクを掲載し、「LINE@」でつながったユーザーを自社のECサイトに誘導することなどが可能になった。
2月11日時点のアカウント開設数は約14万件だったが、EC事業者などへの解放以降、3月12日までの1か月間で約10万件の新規開設があった。EC事業者や個人のアカウント開設が急増した格好だ。
「LINE@」オープン化後のカテゴリ別アカウント開設割合は、「小売・飲食業などのローカルビジネス・EC」が53%を占める。次いで個人が28%。
スイーツ販売EC事業者が「LINE@」で、限定キャンペーンのメッセージを配信したところ、アカウントを友だち登録しているユーザーの68%が、記載したURLからキャンペーンページに移動。開設数週間のアカウントによる1度の配信で、従来メルマガで行っていたキャンペーン訴求と同等の売り上げを記録した事例もあるという。
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