再配達に「後ろめたさはある」約6割、「ない」は2割強【宅配便に関する意識調査】
不動産・住宅サイト「SUUMO(スーモ)」を運営するリクルート住まいカンパニーが実施した宅配便の再配達に関する消費者意識調査によると、再配達を依頼することに「後ろめたさを感じる」と答えた宅配便利用者の割合は約6割だった。12月18日に調査結果の概要(前編)を公表した。
「再配達の依頼をすることについて後ろめたさはありますか?」という質問に対し、「すごくある」(21.8%)と「ややある」(41.8%)を合わせて63.6%が後ろめたさを感じると答えた。
一方、「ほとんどない」は11.1%、「全くない」は9.5%だった。「どちらでもない」は15.9%。
再配達サービスを利用することついては、「正当な理由があれば仕方がない」という意見が大多数を占めたという。
再配達の利用経験ありは96.5%
再配達サービスの利用経験の有無を聞いた質問では、96.5%が「利用したことがある」と回答した。
宅配便が届いたときに在宅していたにもかかわらず、再配達を依頼した経験があると答えた割合は10.6%。
理由は「お風呂に入っていた」(54.9%)、「トイレに入っていた」(46.3%)、「出られる状況ではあったが出たくなかった(メイクをしていなかった。パジャマを着ていたetc)」(30.5%)などが多い。
その他、「調理中だった」(7.3%)、「テレビを見ていた」(6.1%)、「電話中だった」(4.9%)、「子どもの世話をしていた」(4.9%)、「スマホをいじっていた」(2.4%)といった理由が上がっている。
「1個の荷物につき、最高で何回再配達を依頼したことがありますか?」という質問では、「1回」が67.6%で最も多い。「2回」は18.3%、「3回以上」は14.1%。
複数回依頼した回答者のうち、在宅していたのに再配達を依頼した人の割合は18.4%。再配達を依頼した理由は、「お風呂に入っていた」「トイレに入っていた」が多いものの、「出たくなかった」「スマホをいじっていた」という理由もあったという。
こうした結果についてリクルート住まいカンパニーは、消費者が荷物を受け取るかどうかは気分次第という傾向もうかがえたと指摘している。
調査概要
- 調査期間:2017年9月25日~26日
- 調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
- 対象:全国の集合住宅に住む20~59歳の男女
- 有効回答数:800(自宅に宅配ボックスが設置されている400人、自宅に宅配ボックスがない400人)
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