環境省は5月21日、暑さへの対策として「日傘」の使用を推進するように呼び掛けた。日傘を使用することで、「暑さ指数(WBGT)」の低減効果が認められているほか、汗の量を削減する効果があるためだ。

そんな中、ヤフーが5月24日に発表したニュースレターによると、普段から傘を常備する男性は女性の2倍。「Yahoo!ショッピング」の販売実績でも、「傘/レイングッズ、雨具」カテゴリで、男性が傘を購入する人は3年前と比較して3.8倍に増えていることが判明した。

暑さ指数の低減効果が高い日傘

環境省は熱中症発症者数の増加が見込まれる初夏から夏季を中心に、「WEGT」の低減効果が比較的高い日傘の活用推進を呼び掛けた。日本百貨店協会、日本洋傘振興協議会などと連携し、「日傘の活用推進」をめざすとともに、熱中症対策の促進に向けた呼び掛けを実施する。

日傘の効果を分かりやすく説明したチラシを作成して提供し、5月下旬から全国の百貨店などで日傘による暑さ対策を呼び掛けていく。

環境省の発表によると、昨年度9都県市と連携して行った「日傘無料貸出イベント」での「WBGT」の測定では、日向に比べて1~3度ほどの「WBGT」提言効果があった。

また今年度、人口気象室(気温30度、湿度50度、日射量1.2kw/平方メートル、風速0.5m/s)で15分間の歩行運動を2回、男性6人により、帽子だけを被った場合と、日射を99%以上カットする日傘を使った場合との比較を行った結果、汗の量が約17%減ることが分かった。

環境省が2011年度に行ったヒートアイランド現象に対する適用策の効果調査でも、上着を着用して歩行するケースに比べ、上着を着用しないクールビズを実施するケースの熱ストレスが約11%低減し、さらに日傘を併用すると合計約20%低減できること、街路樹がないケースで日傘を差す効果は、10m感覚で街路樹を形成する効果に匹敵するなど、熱ストレスの観点から日傘の活用は望ましいことが判明した。

常に傘を持ち歩く男性は女性の2倍に

ヤフーが5月24日に発表したニュースレターによると、常に傘を持ち歩いている人は全体の12%。そのうち8%は男性で、4%の女性とは2倍の差があることが分かった。「Yahoo!ショッピング」の「傘/レイングッズ、雨具」カテゴリでも、男性による傘の購入者は3年前と比較して3.8倍となるなど、常備傘に対する需要が増加傾向にある。

ヤフーが5月24日に発表したニュースレターによると、常に傘を持ち歩いている人は全体の12%。そのうち8%は男性で、4%の女性とは2倍の差があることが分かった
ヤフーが5月24日に発表したニュースレターによると、常に傘を持ち歩いている人は全体の12%。そのうち8%は男性で、4%の女性とは2倍の差があることが分かった

男性は傘の大きさや丈夫さを重視

Yahoo!クラウドソーシングユーザー5000人(男性2800人、女性2200人)を対象に今年5月、アンケート調査を実施した結果、傘を購入する際に重視する点は、「傘の大きさ」が男性の29%(女性は18%)、「軽さ」は男性の18%(女性は16%)、「耐風、丈夫さ」は男性の16%(女性は10%)が重視している。

(関連表)

「日傘」を差す男性の数はまだ少ないが、ここ1~2年、都内でも日傘を差す男性を見かけることが珍しくなくなってきた。暑さ対策の一助として、「日傘」への需要が年々クローズアップされていることは間違いないようだ。

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石居 岳

石居 岳(いしい・がく)

フリーライター、ジャーナリスト。

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