コロナの影響でネット通販の利用世帯5割超え 巣ごもり消費でEC利用率が増加
新型コロナウイルスの影響により、2020年5月度のネットショッピング利用世帯(2人以上の世帯が対象)の割合が、初めての5割超えとなる50.5%だった。前年同月比で8.2ポイント増加した。【総務省「家計消費状況調査(2020年5月分)」】
総務省が7月7日に公表した「家計消費状況調査(2020年5月分)」によると、5月度のネットショッピング利用世帯(2人以上の世帯が対象)の割合は、初めての5割超えとなる50.5%で、前年同月比で8.2ポイント増えた。
5月は新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が発出された月。巣ごもり消費ニーズが高まり、ネット通販を利用する世帯が急増した。
5月度における1世帯当たりのネットショッピングの月間支出額は平均1万5873円(名目増減率は前年同月比16.5%増)。EC利用世帯に絞ったネットショッピング利用1世帯当たりの支出額は3万1465円で名目増減率は同2.3減。
ネットショッピングの支出額の対前年名目増減率に寄与した主な項目は、「家電」「家具」が前年同月比で2倍超の伸びを記録している。
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