ネットショップ担当者も知っておきたいWebマーケのトレンド ─SEO、MA、マストドン【ネッ担まとめ】
商品登録、受注処理、発送、お客さん対応……やるべきことはたくさんありますが、それだけやっていてもライバルと差が広がるばかりです。今週はネッ担の皆さんにも知っておいてもらいたWebマーケティング関連の情報がたくさんありましたので、最新情報をまとめました。
- 【あらためて】SEOでできること、目指すこと
- 【先端マーケター飲み対談】MAの達人3人が語るMAとマーケティングの未来
- ネット通販にも「マストドン」を活用、ナチュラムが「ナチュドン」をスタート
- いちばんやさしい「マストドン」(Mastodon)の話
- インスタグラムはECにどう使う? ストライプインターナショナルら3社の活用事例
- LINEのタイムライン広告事例、36人から集めた243枚を業種別に一気見せ! 前編・後編
- 「メルカリに食われる」、リユース業界の悲鳴
- 最も使われるECアプリは「Amazon」。女性は「楽天市場」男性は「アマゾン」が1位
- ネットショップ運営資金を借りられる「マエガリ」サービスご紹介
- 前に見た商品がバーンって出てきてピッと飛んでパァっとなったんや!【オカンでもわかるリターゲティング広告の基礎】
- 「工夫のしどころ」がないほど、資本力のある会社が有利になる
SEOのためのSEOはとっくの昔に終わっています
【あらためて】SEOでできること、目指すこと | CyberAgent SEO Information
http://ameblo.jp/ca-seo/entry-12273356001.html
難しそうだけど誰でも使えるツールです
【先端マーケター飲み対談】MAの達人3人が語るMAとマーケティングの未来 | BITA デジマラボ
https://bita.jp/dml/ma_marketers
まとめると、
- 日本でも米国でも、マーケティングの課題はほとんど同じ
- 片手間でMAをいじっても大きな成果はでない。担当者をしっかり置いて、これでもかというぐらいに使いこなすべき
- MAツールは社内のインフラとしてもかなりのポテンシャルがある
担当者という点で言うと、中小企業の場合は社長や役員の方がMAツールを扱えると成功するケースが多いと感じています。
一方で、ある会社では若い新卒2−3年目の女性2人のチームが営業も経験した後でゼロベースでMAを始めたりしてますよね。しかも成果も出してる。
─クレスト、ドラミートウキョウ、グリードナーチャリング 代表取締役社長 永井俊輔氏
MA(マーケティング・オートメーション)は誰にでも使えるツールではあるんですが、うまくいくかどうかはやっぱりやる気。なんとなくメルマガを送っていて効果がないな~、と思っているネットショップはこういったツールを検討してもいいですよね。
関連記事
- メルマガ実例を添削して解説!セールではないときのメールには何が必要? ~ディスカウント通販の場合~ | シナジーマーケティング株式会社
https://www.synergy-marketing.co.jp/blog/correct_email_magazine_discount_onlineshop
新しいものに真っ先に取り組めばメディアも取り上げてくれます
ネット通販にも「マストドン」を活用、ナチュラムが「ナチュドン」をスタート | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4280
いちばんやさしい「マストドン」(Mastodon)の話 | HUFFPOST
http://www.huffingtonpost.jp/satoshi-endo/mastodon_b_16527348.html
まとめると、
- Mastodon(マストドン)はミニブログサービスを提供するためのオープンソースのSNS
- 現在世界中で1,700個以上のマストドンがあり、1つひとつのマストドンのことを「インスタンス」と呼ぶ
- FacebookやTwitterのように、巨大なサービスにユーザーが集中しないことがメリット
ネットでは、いまフェイスブックにしろ、ツイッターにしろ、巨大サービスにユーザーが集中しています。開発者のオイゲンさんは、そういうふうに1つの企業がみんなのやりとりを独占することに疑問を感じているようです。たとえると、世界中の人が1個の巨大なアパートに住んで管理されているのはおかしいだろうと。
─ 角川アスキー総研主席研究員 遠藤 諭氏
まだまだ海のものとも山のものともわからないマストドン。「自社でコントロールできるSNS」と考えるとわかりやすいでしょうか。
商品が売れそうになってから……と考えるよりも、先行者利益を考えて、今のうちから少しずつ使ってみましょう。アカウントの削除ができないので、新規でメールアドレスを取るなどしておきましょう。
EC全般
インスタグラムはECにどう使う? ストライプインターナショナルら3社の活用事例 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4278
マストドンの記事に関連して。事例を待つくらいなら「事例を作る」くらいの勢いで。
【 LINE広告事例/怒濤の女子力編 】LINEのタイムライン広告事例、36人から集めた243枚を業種別に一気見せ!<前編> | マーケティングリサーチキャンプ
https://marketing-rc.com/article/20170502.html
【 LINE広告事例/クール・ビジネス編 】LINEのタイムライン広告事例、36人から集めた243枚を業種別に一気見せ!<後編> | マーケティングリサーチキャンプ
https://marketing-rc.com/article/20170512.html
広告のように試すのが難しいものは、自分で広告を集めてみるのが一番早いですね。
「メルカリに食われる」、リユース業界の悲鳴 | 東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/articles/-/170347
1円のものが3,000円になるならメルカリで売りますよね。実店舗で生き残るのは目利きが必要なジャンルだけになるかもしれません。
最も使われるECアプリは「Amazon」。女性は「楽天市場」男性は「アマゾン」が1位 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4284
価格比較が面倒な人はAmazonアプリ。1クリック注文があるので自販機のように買ってしまいます。
ネットショップ運営資金を借りられる「マエガリ」サービスご紹介 | STORES.jp MAGAZINE
http://officialmag.stores.jp/entry/kaigyou/kinou-maegari
売れているけど資金繰りが……というショップにはいいかもしれませんが、ここに依存しないようにしたいところです。
前に見た商品がバーンって出てきてピッと飛んでパァっとなったんや!【オカンでもわかるリターゲティング広告の基礎】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4283
広告の仕組みがわかれば効果的な広告の出し方もわかるはず。
今週の名言
美容・健康食品系の商品・サービスは「薬事法」の関係から「情報を増やす」のが難しいのがほとんどです。「工夫のしどころ」がなければないほど、資本力のある会社が有利になります。「商品を増やす」「情報を増やす」ができなければ、最後は「広告を増やす」の勝負になりますから。
「工夫のしどころ」がないほど、資本力のある会社が有利になる | ECMJ
https://www.ecmj.co.jp/no1325/
これってわかっているようでわかっていない人が多いのでは? 資本力のある競合にお客さんを取られている理由は、自分たちの努力不足かもしれません。
筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法
森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税
この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
まとめると、
ネットショップの場合はドメインを捨てる覚悟でやりたい放題やれるわけではありませんので、正攻法のSEOを実施していきたいですよね。
SEOを考えることはそのまま売上アップにつながっていきます。ユーザの欲しい情報があってこそ「使いやすいサイト」なのですから。
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