ECサイトの表示速度が早くなるとどんなメリットがあるの? ショップジャパンさんの事例【ネッ担まとめ】
「表示速度は速い方が良いだろうけど、売上は改善するの?」という疑問を持つ人も多いはず。実際は直接的なプラスの効果と言うよりも「安定稼働による売り逃し削減」が大きなメリットになるようです。
ECサイトが安定稼働することで売上も安定
ECサイトの表示スピードを11秒台→2秒台へ短縮した「ショップジャパン」。安定稼働とUXの向上を実現した取り組みとは | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/8367
EC全般
越境EC × Japanコンテンツ。アジア圏で人気「エヴァンゲリオン」「ECONECO」の事例 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/8366
「コンテンツホルダーとメーカーを結び商品を生み出すサービス」もあるので、越境ECを考えている人は検討してみては?
【第2弾】実店舗オーナーによる運営店舗のキャッシュレス決済利用動向調査 | MMD研究所
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1918.html
スマホ決済を普段使いしている人は2年前より3倍強 「昨年より利用回数増えた」約7割/LINEリサーチ | CreatorZine
https://creatorzine.jp/news/detail/1793
ECサイトの物品購入、2018年よりID決済利用が増加 常用決済方法ないと離脱も/SBペイメント調査 | ECzine
https://eczine.jp/news/detail/8831
キャッシュレスを好むユーザーが増えています。導入効果も高いので店舗を持っている場合はお早めに。
【ネットからリアルへvol.8】ひとつずつ違うからいい。手作業にこだわる<TAYUMi>の想いとは | BASE U
https://baseu.jp/19238
作ること自体が好きで、1つひとつ手作りで自分ができる範囲でやっていきたい。こんな人にはBASEがぴったり。
“EC特需”のBASE、コロナ禍で「売上2倍」黒字決算で勢い…社外取に元SMAPマネージャーも就任 | Business Insider Japan
https://www.businessinsider.jp/post-229491
この勢いは止まらない感じですね。競合が増えていることもご注意を。
D2C時代におけるブランドの作り方。欠かせないのは「ブランドアイデンティティ」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/8381
以前にも紹介しましたがD2Cに必要なのはブランド。本当に好きな人届けられるかどうか。
デジタルコンテンツのアイデアとダウンロード販売をはじめる方法 ストアの作成方法 | shopify
https://www.shopify.jp/blog/digital-products
Shopifyでデジタルコンテンツを販売する方法についての記事です。
近鉄百貨店、あべのハルカス近鉄本店で「でんわ de オーダー」サービスを開始 電話で注文・決済が完了 | ECzine
https://eczine.jp/news/detail/8838
日本の人口構成を考えれば、電話注文に対応するだけで売上が上がる場合もありますよね。
Google のマケプレ、いまだ成功の糸口は見つからず:「無料化」も焼け石に水か? | DIGIDAY[日本版]
https://digiday.jp/platforms/googles-marketplace-is-free-for-sellers-they-still-arent-joining/
とにかくわかりにくいことが問題。Googleのサービス全般に言えることですね。
今週の名言
「印刷産業の流れは止められないかもしれないけれど、この機械さえ再び回すことができれば、また売り上げは伸びていくんじゃないか?」
産業全体の大きな話はひとまず置いておこう。ただ、この機械さえ、また音を立てて動いてくれれば、きっと何か光が見えるはずだ――。
36歳で印刷会社の社長になった僕が、減り続ける売上をなんとか立て直した話 | 工藤太一/印刷会社二代目/glassy株式会社代表取締役 | note
https://note.com/glassy/n/n277a227d5144
世の中が不景気になるとその影響を受けているだけだと思いがちですよね。そんな時は目の前の商品や機械やサービス、お客さんのことを考えると出口につながるヒントがあるかもしれません。
筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法
森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
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この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
ネットショップ担当者の皆さんが気になっているけど答えが出ないのもの1つに「サイトの読み込み速度が上がれば売上が改善するのか?」ということがあると思います。「ショップジャパン」を運営するオークローンマーケティングさんの記事がありましたので、引用しながら説明をしていきます。
ショップジャパンさんの場合も、どこの企業でもありそうな状況からスタートしています。読み込み速度は何となく遅いのはわかるけど、じゃあ誰がやるの? という問題。ECは単独の部署で解決できないことが多く、複数の部署を横断する組織がないとなかなか進みません。もしくは、ものすごくやる気のある人がぐいぐい引っ張っていくかですね。
どの部署がやるにせよ、現状の把握と改善効果を計測しないといけませんので、計測サービスを利用して調査をしています。その結果、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)が要因であることが判明し、誰がやるのかも決まっていきます。
問題の見える化ができれば組織は動きやすいです。問題がわかれば影響する範囲もわかり、対応する部署も決まります。やりたいことがあるときは、はやる気持ちを抑えてこうした手順を踏むことが大切ですね。
結果は上図の通りで10秒から3秒未満へと大幅な改善がされています。その間に行った施策は以下の通り。
集客施策と違って目に見える効果がすぐに出るものではありませんが、やっておかないといけないことばかりですね。では肝心の効果は? というと以下の通り。
売り逃しがなくなったということですね。これはものすごく重要なことで、欲しい人がいるのにサイトのせいで買ってもらえないとなると、機会損失だけではなくて不快感を与えてしまうため、リピートしてくれなくなり大きなマイナスになります。もちろんクレームも発生しますので、その対応の時間やコストを考えると損失はますます拡大します。
ネットショップの読み込み速度が速いということは、接客してくれる店員が素早く来てくれると考えるとわかりやすいと思います。直接的な売上だけを見るのではなく、ネットショップ全体としてどんな体験をしてもらいたいのかを考えて対応していくと良い結果になるはずです。