Google アナリティクスの次は店舗アナリティクス!? 進化する店舗IoT【ネッ担まとめ】
実店舗の分析もどんどん進化してますね。来店者属性や試着率などがわかれば接客は大きく改善できます。しかも考え方はアクセス解析に似ているのでまったく新しい分析でもありません。プライバシーには十分気を配りながら使いこなしていきたいですね。
メガネスーパーは「売上5倍」と言っても目新しいことをやっているわけではありませんでした。基本に忠実に、着実に進んだ結果だったんですね。その裏側にある体制面や評価面等の工夫もあったと思いますので、関連記事を紹介しています。
- EC売上が5倍に!「ちょっとしたキッカケを積み重ねる」メガネスーパー・EC戦略の全貌
- 担当者が「決められない」のは権限が与えられていないから
- 評価制度を変えないとネットは「失敗」します
- 「ECだけではダメ」。ピーチ・ジョンが店舗にIoTを導入、顧客体験の向上をめざす理由
- Facebook、Twitter、Instagram。3大SNSのユーザーがよく見ているショッピングサイトは?
- Amazon「ハロウィンストア」オープン、衣装が1.5倍に
- 楽天市場で「ハロウィン特集 2016」のプレページがオープン
- 注目ジャンル別通販売上高ランキング
- ドンキ、短時間配送のEC導入 大原社長方針、国内向けで年内にも
- SEOに大きな痛手か?AdWords広告予算が少ないと、キーワードプランナーで月間検索ボリュームが手に入らなくなる
- ガーディアン、「バズ記事」に便乗できる広告枠の提供へ
- ポケモンGOは地方にとって迷惑なのか、アニメにはまちおこしの力なんてないのか
売上のインパクトを重視した改善を。情報の整理とわかりやすさが最優先
EC売上が5倍に!「ちょっとしたキッカケを積み重ねる」メガネスーパー・EC戦略の全貌 | SELECK
https://seleck.cc/779
Google アナリティクスの次は店舗アナリティクス!?
「ECだけではダメ」。ピーチ・ジョンが店舗にIoTを導入、顧客体験の向上をめざす理由 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3363
まとめると、
- 店舗分析ツールはビデオ分析機能や携帯デバイスのWi-Fi検出機能、POS連携が可能
- 入店率、顧客属性、購買率、試着率、接客時間などの情報を収集・分析できる
- ビジュアル・マーチャンダイジングや商品の棚割り、接客方法の改善、販売員のシフトに反映
店舗IoTプラットフォームの導入によって、ピーチ・ジョンが把握できるようになるのは次の消費行動などに関する情報。
- 入店客の性別や年齢の識別
- 顧客の属性
- 購買した人・しない人が店内をどのような導線で動いたのか、どの棚の前で何秒滞在したのか
- 販売員と接する時間
- 試着する人の割合
- 購買率
なんかこれってGoogle アナリティクスで取れるデータと似てますよね。ということはアクセス解析をしていた人も実店舗分析ができるかもしれません。オムニチャネルはどんどん進化しますので、リアルとネットなんて言わずに全部同じものとして考えないといけないですね。店舗分析ツールをまとめてますのでこちらも参考に。
- 店舗分析の統合的なシステム「RetailNext 」(リテールネクストジャパン)
http://retailnext.net/ja/home-jp/ - 人工知能を活用した店舗解析プラットフォーム「ABEJA PLATFORM for Retail」(ABEJA)
https://service.abeja.asia/ - 店舗フロアや売り場の分析「AIBeacon」(アドインテ)
http://aibeacon.jp/analyze/ - ビデオ解析を使ったマーケティング「Business Intelligence」(KTワークショップ)
http://www.kt-workshop.co.jp/ipsurveillance/business-intelligence.htm - カメラとPOSで解析「FOLLOWUP」 (ツードッグス)
http://www.2dogs.tokyo/services/followup/service/
SNSの活用はユーザーを理解して適切な情報を流すことから
Facebook、Twitter、Instagram。3大SNSのユーザーがよく見ているショッピングサイトは? | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3325
まとめると、
- FacebookやTwitterは男女比が約半分ずつだが、Instagramは女性が66%で男性が34%
- TwitterとInstagramでは20代の割合が40%超、Facebookは幅広い年齢層
- 3つのアプリを入れているユーザーは楽天とAmazonのアプリを使っている
Facebookユーザーはアパレル系とマタニティ・ベビー用品などの通販サイト、Twitterユーザーは物販系ECよりもイベントチケットやエンタメ、デジタルコンテンツ系のECサイト、Instagramユーザーはアパレル、イベント、生活雑貨などへの関心度が高くなっています。ということは、どこにどんな情報を流すと効果的かもわかりますよね。
注目ジャンル別通販売上高ランキング | 通販新聞
https://www.tsuhanshimbun.com/archive/2016/08/post-2596.html
通販業界全体の流れも押さえておきましょう。自分が流される可能性もありますからね。
ドンキ、短時間配送のEC導入 大原社長方針、国内向けで年内にも | SankeiBiz
http://www.sankeibiz.jp/business/news/160819/bsd1608190500006-n1.htm
こんな流れがあると影響を受けるところも多そうです。
SEOに大きな痛手か?AdWords広告予算が少ないと、キーワードプランナーで月間検索ボリュームが手に入らなくなる | 海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/advertisers-with-lower-monthly-spend-may-see-a-limited-data-view-in-keyword-planner/
ネットショップはリスティング広告を使っているところも多いので心配ないかもしれませんが……。
ガーディアン、「バズ記事」に便乗できる広告枠の提供へ | DIGIDAY
http://digiday.jp/publishers/on-the-hunt-for-new-revenue-the-guardian-offers-ad-targeting-on-trending-stories/
広告のリアルタイム化が進みつつあるので、この手の情報も見逃さずに。
モール関連
Amazon「ハロウィンストア」オープン、衣装が1.5倍に | 通販通信
http://www.tsuhannews.jp/...
楽天市場で「ハロウィン特集 2016」のプレページがオープン> | 通販通信
http://www.tsuhannews.jp/...
ハロウィンは日本でも完全に定着しました。関係ありそうな人は今から準備を。
今週の名言
ポケモンGOは地方にとって迷惑なのか、アニメにはまちおこしの力なんてないのか | いまさっき思ったこと
http://takeshi.hatenadiary.jp/entry/20160809/1470720996#Pu0Sc4q.twitter_overlay
来た波に乗る、できれば少し増幅できないか考える。
皆さんの周りにある流れを知ってますか?並み乗れば楽に進むはず。
筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法
森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税
この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
まとめると、
これはとっても重要ですね。細かい改善の積み重ねも大切なんですが、その前に大きな部分を直した方がインパクトが大きいです。「ネット」と思った瞬間に細かい部分が気になりますので、売上などの経営の数字を増やすことを意識しましょう。会社としての体制も大切なので、関連記事も合わせて読んでおきたいです。
関連記事
担当者が「決められない」のは権限が与えられていないから | 南充浩の繊維産業ブログ
http://minamimitsuhiro.info/archives/4671177.html
評価制度を変えないとネットは「失敗」します。【no.1054】 | ECマーケティング人財育成 | ネットショップ事業と人材を共に育てる。
http://www.ecmj.co.jp/%e3%80%90no-1054%e3%80%91/