森野 誠之 2016/10/18 8:00

何でもかんでもGoogleで検索……という時代があったように思いますが、商品ならAmazon、トレンドならTwitterなど、自分が探したいものがあるところで検索する傾向が強まっているようです。

Googleのシェアも奪っているAmazon

検索もアマゾンの時代? 5割超のユーザーは商品探しでグーグルよりもアマゾンを使う | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3572

まとめると、

  • 55%が「商品検索をアマゾンですると回答」。2015年の44%から11ポイント上昇
  • ショッピングに検索エンジンを使用するのは28%。昨年から6ポイント下降
  • この傾向はすでに4~5年続いているが、グーグルは「痛手は負っていない」とコメント

日本のGoogleでもそうですが商品検索をすると結果が出すぎてしまって逆に迷いますよね。プライム会員が増えていることも影響していそうですが、Amazonで買う傾向は強まっています。

商品の検索だけの話なので、Googleが全体的にダメージを受けているわけではないようです。

関連記事

ECが盛り上がるとCO2排出量が増加する。法改正の動き

通販・EC企業に省エネの義務付け? 経産省が省エネ法上の荷主の扱いを見直しへ | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3564

まとめると、

  • ECの拡大で小口荷物のトラック輸送が拡大し、CO2の排出抑制が課題になっている
  • 通販やECは発送段階で所有権が購入者に移るので、現行法上は規制の対象外
  • 法改正が行われた場合は大手EC・通販事業者に規制が課せられる可能性がある

昨年国土交通省が発表した「宅配の再配達の発生による社会的損失の試算について」(PDF)にもあったように、再配送の多さが問題になっています。

ヤマト運輸のオープン型宅配ロッカー「PUDO(プドー)」のように、荷物を受け取りやすくするための動きもありますが、そもそもの「荷主」の定義を見直すことで、CO2の排出を減らしていこうというのが今回の動き。

モールの扱いがどのようになるかが気になるところです。

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Facebookアカウントの運営に行き詰まったら

こんな使い方があったのか!Facebookコメント欄活用テクニック&返信事例6つ | Social Media Lab
http://gaiax-socialmedialab.jp/post-45207/

まとめると、

  • クイズ、アンケート、診断系など、反応しやすい投稿がファンの投稿を引き出す
  • 返信する・しない、いいね!の使い分けなどのルールを事前に決めておく
  • 企業側が返信しなくてもユーザー同士の投稿で盛り上がる場合も

まずはコメント欄を活用するにあたって、コメント欄を活発化させなくてはいけません。取り掛かりやすいところで、クイズや質問形式の投稿で、ファンが反応しやすい投稿をしてみましょう。ある程度運用に慣れてきたら、ファンとともに独自性を模索していくことができるようになります。

Facebookページが流行ったころにいいね!を集めてそれっきり……という人も多いはず。せっかく集めたファンなので、こちらから盛り上げていかないといけないですよね。新ネタを考えるのも大変なので、過去のキャンペーンや他社の企画も参考にしてみましょう。

その他の業界動向

おちゃのこサジェストをリリースしました | おちゃのこネットブログ
http://blog.ocnk.net/blog/2016/10/ocnk_suggest/

商品名や商品説明で使われている言葉をサジェストしてくれます。ひらがな一文字でもサジェスト。商品点数が多いところは効果を発揮しそうです。

【スポンサードサーチ】スポンサードサーチ機能改善のお知らせ | Yahoo!プロモーション広告
http://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/2016/1012.html

Google AdWordsに合わせてこちらも変更です。拡大テキスト広告が追加され、コンバージョン測定機能が改善されます。11中旬の予定なので今から準備を。

化粧品のネット広告表示、85%に「問題表示のおそれ」 | 通販最新ニュース
https://www.tsuhannews.jp/...

JAROと日本化粧品工業連合会(粧工連)が共同で300件の広告を調査。問題表示の内容は「効能効果等又は安全性を保証する表現の禁止」がトップで216件(72%)とのこと。

「お風呂での思いつきを忘れなくなる」格安ツール | コマースデザイン
http://www.commerce-design.net/blog-staff/160930-ohuro-idea/

お風呂で「磁気ボード」のすすめ。自社の商品が思わぬ使われ方をしていることがあります。ネットの声を探してみましょう。

[対談]オムニチャネルの先にあるもの リアル小売の逆襲はここから始まる | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/3662

スモールスタートでできることから広げていくのがオムニチャネルの基本。システムありきではうまくいきません。

人生最大の買い物の失敗を防ぐ!「VR住宅」がスゴイ | R25

http://r25.jp/it/00053120/

モデルハウスならぬVR(仮想現実)ハウス。AIも流行ってますがVRもお忘れなく。

女子大生は「LINEでの告白や悪口」もスクショしてしまう。大人が知らない「8割がシェアする」スマホとスクショの世界(100人アンケート) | アプリマーケティング研究所
http://appmarketinglabo.net/mobile-screenshot/

URL無しでスクショとなると、スクショされるそうな画像に何を入れるかがポイントですね。

Ingressユーザーに愛される、伊藤園のファン作りの秘訣とは | SELECK
https://seleck.cc/843

伊藤園がマーケティングの一環としてスマホゲームIngressとコラボ。「せっかくコラボレーションするならユーザーのことを第一に考えたい」と、やることが徹底しています。売上は2桁増。

今週の名言

大学のマインドを伝えるためには、職員が考えないと

志願者数日本一の座を守る近畿大学 派手な広報戦略を支える地味な日常業務とは|dot.ドット
https://dot.asahi.com/aera/2016100600150.html

外部に書いてもらうと文章はきれいですが伝わらないことも多いです。自分たちの良さは自分たちが考えないとダメですよね。

筆者出版情報

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森野誠之 著
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