Amazon Pay 2020/3/23 8:00
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お客様のお買い物は自分のためである場合が大半なので、請求先住所と配送先住所は同じであると仮定して構わないでしょう。しかし、ベイマードの調査結果によると、ECサイトの13%は、請求先住所を配送先住所にデフォルト設定していないことが明らかになっています。

このため、お客様は同じ情報を繰り返し入力する必要性に迫られます。これは、ECサイトに対するお客様の認識にマイナスに作用します

お客様が配送先住所を請求先住所として利用できるよう、チェックボックスを用意するだけで、二重に入力する必要がなくなります。重複または冗長した情報を入力することで、お客様の「作業」量は20%~60%増になるのです※1

※1:baymard.com/ux-benchmark

「請求先住所 = 配送先住所」のチェックボックスを未チェックのまま表示しないでください(左)。代わりに、「請求先住所 = 配送先住所」オプションをあらかじめ選択しておき、請求先住所フィールドを非表示にします(右)

この問題は、モバイル端末上での入力作業となると、さらに悪化します。お客様の請求先住所を配送先住所に設定する以外にも、検討すべき最適化のポイントがあります。

1. 請求先住所フィールドを完全に非表示にする

あらかじめ選択された「請求先住所 = 配送先住所」のチェックボックス(または類似のオプション)を用意して、請求先住所フィールドを非表示にします。これによって、表示されるフィールド数が減り、大半のお客様は滞りなく決済を進めることができます。

2.「請求先住所 = 配送先住所」であり、その逆は成り立ちません

お客様にとって「配送先住所」に何ら不明な点はありません。単純に商品の配送先を示しています。これに対して、「請求先住所」は請求やクレジットカード認証など、複数の目的に用いられます。このため、お客様には配送先住所を尋ね、デフォルトで「請求先住所を配送先住所」に設定します。

3. 請求先住所をテキスト表示する

クレジットカード認証に請求先住所を使用する場合など、推測される請求先住所が配送先住所と同一であっても、これをお客様に表示することにメリットが伴う場合もあります。こうした状況では、決済時に請求先住所のテキスト表示を検討すると良いでしょう。

請求先住所をテキスト表示させた例
クレジットカード認証に住所情報を利用する場合には、お客様にとって、請求先住所のテキスト表示は便利です
◇◇◇

次回は決済が完了する前のちょっとした工夫について解説します。お楽しみに。

【モバイルファーストに最適な決済フローとは?】ここまでのおさらい


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